第66話 ページ22
｢この村がもっといい場所となるように、みんなで協力して頑張っていこうな！｣
｢ああ、この世界中のどこよりも誇れる場所にしよう！｣
｢我が主の仰せのままに！｣
｢A様の望むままに！｣
｢｢うん！｣｣
ランガとアクトも賛同する。
安住の地、ようやく私たちの街が出来上がる…！
が、そんな全てが都合よくはいかず…
｢A様、リムル様、緊急事態です。｣
｢うぇ？｣
リムル…声が情けないよ…
｢ペガサスに乗った騎士が数百騎、こちらに向かっております。｣
｢え！？｣
私たちはアクト、悪魔、ランガ、ベニマル、ソウエイ、ハクロウ、シオン、リグルド、リグル、カイジンと共に街の入口へ急ぐ。
｢まさか…｣
カイジンが呟く。
知っているのか？
｢ドワーフの英雄王、ガゼル・ドワルゴ…！｣
｢あのドワルゴンの！？｣
｢リムル様、A様、いかが致しますか。｣
｢私に聞くな…面識もないんだから。｣
｢そっか、Aは初対面だな。
出来れば争うのは避けたいんだが…｣
｢問題ありません、蹴散らせば良いのです！｣
｢同意します。｣
シオン、悪魔、それ問題大ありだから。
｢…いざ戦闘になったら、住民を避難させよう。｣
｢もしそうなったら、私たちで時間を稼ぐぞ。｣
｢はっ。｣
ペガサスたちが着陸する。
と、カイジンが前へ出てガゼル…王に頭を下げる。
｢お久しぶりですございます。｣
｢久しいな、カイジン。｣
｢はっ！｣
そういやカイジンはドワルゴン出身だったな。
確かリムルとドワーフ三兄弟と一緒に追放されたって聞いたけど…
リムルと私が前に出る。
｢スライムと…そちらは初めて見る顔だな。｣
｢最初に名乗っておく。俺の名はリムルだ。スライムだが、スライム呼ばわりはやめてもらおう。
これでも一応は、ジュラの森大同盟の盟主なんでね。｣
｢初めましてだな、ドワーフ王。同じくジュラの森大同盟の盟主、Aだ。｣
リムルは人の姿になる。
｢これが本性ってわけでもないんだが、こっちの方が話しやすいだろ？
で、何の用だ？｣
｢単刀直入に言おう。リムル、A、貴様らを見極めに来たのだ。｣
｢見極めに？｣
｢俺の剣で、貴様らの本性を見抜いてくれるわ！｣
｢は？｣
｢この森の盟主となったなどとホラをふく貴様らには、分というものを教えてやらねばなるまい。
リムルは剣を使うようだが…A、貴様はどうなのだ。｣
｢私も刀を使うよ。普段からは携えていないだけだ。｣
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最高です！ - 最高最高最高最高最高 (9月27日 19時) (
レス) @page6 id: e900712ad7 (このIDを非表示/違反報告)
nana1021kpsg(プロフ) - とても面白くてお気に入り作品にさせていただきました！ただ、誰が何を喋っているか分かりづらいので、名前等を書いていただけるとありがたいです。 (2023年3月31日 1時) (レス) @page6 id: 06273e7c15 (このIDを非表示/違反報告)
花怜?ゃ?(プロフ) - もしかして犬夜叉…?? (2023年3月17日 10時) (レス) @page12 id: 364dcb601a (このIDを非表示/違反報告)
わらじ - アクトの鳴き声可愛いです。 (2023年1月20日 23時) (レス) @page48 id: 42cb93ed04 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - すみません。誰かアクトについて教えていただけないでしょうか (2022年8月13日 0時) (レス) @page1 id: 54ed83ce57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬこ | 作成日時：2021年9月12日 19時
