【男主】心が狙われています【ルパパト】

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俺は撮影中だから声を殺して、ケイちゃんとつかさの戸惑いと棒読み演技、サクちゃんのキャラの濃さに笑いをこらえきれずにいた

ん？何か上の方で笑い声聞こえないか？上で作業でもしてる人が笑ってんのかな？まぁ無理もねぇよなwいつもプロの役者見てんのにこんなん見たらw

俺はクスクスと聞こえる方に目を向けた

え？！快盗ちゃん達！？いやいや気持ちはわかるがバレるぞ！？

バン！

2『圭一郎さん！！』

サクちゃんが机を叩いた音に驚いて撮影の方に向き直るとケイちゃんに近づいていくサクちゃん

待て待てケイちゃんめっちゃ警戒してるww

そしてサクちゃんがケイちゃんに壁ドンからの顎クイ

やめろサクちゃんwww俺もさすがに耐えられねぇwwwアドリブどんだけ付け加えてんだよwww

2『私たちはチームじゃ無いの？』

1「ヒィィィ！」

赤、黄「「ははははwww」」

上からの笑い声が響き、現場にいた皆が驚いた

バカッ！ウミちゃんも魁利も声でけぇって！！確かにあれは笑うしか無かったけども！！絶対に快盗として笑っちゃダメだろ！

青「ふふwww大きな声を出すなww」

トーマさんまで笑ってるし！可愛いけども！早く逃げて！

俺の思いも虚しく快盗ちゃん達はスポットライトをあてられてしまった

赤青黄「「「あ。」」」

1「快盗共！」

バンバンバン！

「うわっ！ここで打つかよ普通っ！」

快盗ちゃん達はルパンレンジャーに変身して外に出た。それを追ってケイちゃん達も外へ出ていく。

と思ったら撮影スタッフ達皆出て行こうとする

「おいおいおい！非戦闘員が戦場に出てくとかマジかよ！」

俺は遅れてスタッフ達を追いかけた。するとケイちゃん達に外に出てこない様にスタジオ内に戻された所だった

「はいはいはい！皆さん一旦戻りましょ？外ではバンバン銃火器が火花散らしてんですから、出てったらやられますよ？」

俺は扉とスタッフ達の間に立ち、外に出させないようにした、すると1人だけヒゲもじゃのおじさんがどこかへ行った。

カメラマンしてた人…？

監「キミ、どきなさい！その扉を開けるんだ！」

「いや、だからダメだって。聞こえてんでしょ銃声が！」

監「うるさい！どくんだ！」

俺と監督さんが攻防をしていると

ん？ヒゲもじゃカメラマン戻って来た…？しかもカメラ抱えた…？

監「今のうち！」「うわぁっ！」

よそ見した隙に俺は突き飛ばされ、スタッフ達は外に出てしまった

「いって！」

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