14.苦手だけど嫌いじゃない ページ14
「〜♪…ん？」
ある日のジュレの帰り道、俺は街中のベンチで新聞を読む見慣れた人物を発見した
「よっ！ケイちゃん、今日は仕事ねぇのか？だからってこんな所で新聞広げて、オッサンくさいぜ？ww」
1「なっ！ハルキか…急に話しかけてきてオッサンくさいとはなんだ！」
「ああ、はいはい、ちょっと声のトーンをワントーン下げような？俺の苦手な暑苦しいラインに入り込んでっから」
1「こ、声のトーンを下げ…こうか？」
「そうそうそうそうそう！よく出来ました！そうだよそれくらいが俺と絡む時のベストね？覚えて？そしたら俺もケイちゃんと仲良くなれちゃう！かも？」
1「…昔から思っていたが俺のその熱血スイッチ？やらが苦手で俺の事を暑苦しいと言いながらも、何故俺に自分からも絡んでくるんだ？俺の事が苦手なら自分からわざわざ絡んでくる事も無いだろう」
「え、そんなんケイちゃん からかうの楽しいからに決まってんじゃん？俺からケイちゃんに絡む時は基本からかってんだろ？」
1「…言われてみれば！ハルキお前！」
「ああああ、どーどー。抑えろって、暑苦しいセーフライン越えんな」
1「あ、あぁ、悪い」
「てかさ？前から思ってたけどケイちゃんって俺から嫌われてるとか思ってない？言っとくけど、確かにケイちゃんは苦手な部類ではあるけど、俺別にケイちゃんの事嫌いって訳じゃねぇからな？」
1「っ！そ、そうだったのか？」
「あー、やっぱり。まぁ俺の態度も悪ぃけどさ？嫌いではねぇよ。正直暑苦しささえ無ければ全然大丈夫だし。まぁあ暑苦しさの無いケイちゃんはもはやケイちゃんじゃねぇけどなww」
1「…褒められているのか貶されているのかわからんのだが…」
「あははwwこれは完全にどっちもだろwww暑苦しいのは苦手だけどケイちゃんのこういう所とか面白ぇなって思うし、何より俺は嫌いな奴にはホントに関わり持たねぇよ」
1「そうか…」
「おっ、安心した？そうそう、ケイちゃんって黙ってりゃ顔だって悪くねぇし、世の中の為に〜って暑くなんのも悪くねぇけど、いつも怒ってばっかりだと幸せ逃すぜ？たま〜に見せる笑顔だって可愛い方だしいつもああしてれば世間からの評判もアップするって」
1「それはハルキの中で俺の事は好きか嫌いならどちらに入るんだ…？」
「は？んだよ急に、嫌いじゃねぇって言ったじゃねぇか」
1「じゃあ好きという事になるのか？」
「まぁどちらかと言えば？好き、だけど？え、マジで何だよ？？」
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zin(プロフ) - こんにちは、何故か魁利だけ◯◯◯◯リとなってるんですが (2019年8月11日 15時) (
レス) id: 1a1c150cbf (このIDを非表示/違反報告)
風音 - よろしくお願いします！ (2018年5月4日 19時) (レス) id: 13336bb2ad (このIDを非表示/違反報告)
風音 - はい！ (2018年5月4日 19時) (レス) id: 13336bb2ad (このIDを非表示/違反報告)
零久(プロフ) - 風音さん» コメントありがとうございます！つかさとうみか、それぞれと夢主でという事でいいしょうか？ (2018年5月4日 18時) (レス) id: efb02aa007 (このIDを非表示/違反報告)
風音 - はじめまして！風音です！この作品面白いです！アンケートはほぼ皆と一緒で過激で大丈夫!リクエスト良いですか？ドMのつかうみの営みをお願いしたいです！もちろん濃厚で！ (2018年5月4日 17時) (レス) id: 13336bb2ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零紅 | 作成日時：2018年4月15日 3時
