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ト「いいじゃないか、さすが僕が選んだスーツだ」

ペ「ほら、いつまでも立ってないで座って?」

ペッパーさんに言われて2人の正面に座る

「あ、はい…えと、ディナーに呼んでもらってありがとうございます…けど俺テーブルマナーとかよく知らないですし…」

ペ「大丈夫よ、気にせず食べて」

笑顔で言ってくれるペッパーさんは
とっても優しい

テーブルマナーを気にせずと言ってもらえて少しあんしんしていると個室にウェイターが入ってきて俺にドリンクメニューの一覧を見せた

ウェイター「失礼します、ニック様ドリンクは何に致しますか?」

「じゃあ、グレープジュースをお願いします」

ウェイター「かしこまりました」

ト「なんだ?ワインに見立てて大人の真似事でもするのか?」

ペ「ちょっとトニー!」

「子どもじゃないんですから大人にさほど憧れてないですしそんな事しませんよ、元々グレープ味が好きなだけです」

ト「そうか、覚えておこう」

「?」

ペ「ふふっ、あ!そうだニック!前の母の日のプレゼント、とても素敵だったわ!ありがとう!カーネーションもオフィスに飾ったのよ」

「喜んでもらえて良かったです、ペッパーさんの好みはよく知らないから少し不安で」

ペ「あなたからのプレゼントならなんでも嬉しいわ、それに、これから少しづつお互いを知っていったらお互いの好みもわかるようになるわ」

そんな話をしていたらウェイターが先程頼んだ俺のグレープジュースとそれぞれの食事を持ってきた

ウェイター「お待たせしました、こちら前菜の…」

メニューのタイトル?は呪文みたいで
結局どんな料理かわからなかった

けど目の前に置かれた料理はとても美味しそうで
ペッパーさんが「さぁ食べましょう」という言葉を聞くとすぐに食べ始めた

「っ!……おいひぃ…っ!!俺 こんなの初めて食べました…!!すごく美味しいですっ!!」

初めて食べた美味しさに感動していると
スタークさんとペッパーさんは驚いた様に
お互い顔を見合わせた後
ペッパーさんは笑いだした

ト「まだ前菜だぞ?メインも食べてないのにまさかそんなに喜ぶとは思わなかった」

「あっ、えっ、おかしかったですか…?」

ト「いや、キミは他の子よりもどこか達観したようなイメージだったから驚いただけだ。キミにも子供らしい所があったんだな」

「…美味しいと感じたものに美味しいと言ったら子供らしいんですか…?」

ト「…そういう所が子供らしくない所だな、屁理屈が多い」

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mj(プロフ) - ほんとにおもしろいです(TT)今は活動していますか?更新楽しみにしております。 (6月6日 21時) (レス) id: c09027b0bb (このIDを非表示/違反報告)
零紅@ヌフ(プロフ) - リンさん» おかえりなさいだなんてありがとうございます;;自分で読み返してて「なんでこんなとこで止めてんだ!?」てなって続き書きましたw (2021年11月12日 22時) (レス) id: efb02aa007 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - お帰りなさい!映画楽しみですよね!更新お疲れ様です! (2021年11月12日 21時) (レス) @page18 id: c22b109137 (このIDを非表示/違反報告)
くるすけ - 面白かったです!更新頑張ってください! (2020年3月13日 0時) (レス) id: 022b55326f (このIDを非表示/違反報告)
我は竹の子(プロフ) - 零紅@ヌフさん» ありがとうございます!! (2019年10月12日 0時) (レス) id: 56b10a0575 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:零紅 | 作成日時:2018年12月7日 4時

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