【男主】心が狙われています５【ルパパト】

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兄「でも何日かすると家の前には居なくなったけど…変わりにポストに手紙が入れられてる様になって…髪の毛とか…切った爪とか…明らかに使用済みの歯ブラシとか…ひどい時は血がついた剥がされた爪とか…っ」

フユキくんは思い出したのか震えている

俺は話してくれているフユキくんをまた優しく抱きしめた

兄「そ、それでもちろん気持ち悪いし今までのそう言う手紙は全部捨ててて、もう届く度に中身も確認せず捨てる様になってたんだけど…ある時仕事から帰ると家の中のリビングのテーブルの上に手紙があって…っ、いつも捨てるからそんな所にはある訳ないのに…怖かったけど中を見てみたら…」

『Huyukiくん、いつも仕事遅くまでご苦労様。疲れているのは分かるけど僕の手紙の返事もして欲しいな？あ、それとHuyukiくんはゲイビとか見るんだね？部屋にあったDVDをいくつか見たよ、Huyukiくんがアレを見て抜いてるんだと思ったら興奮しちゃったな、パンツもセクシーなモノばかりで写真でも色気がすごいけど実生活も変わらないのかな？むしろ写真では抱く側な写真ばかりだけど実際は抱かれるのが好きだったりするのかな？いつか僕のをHuyukiくんに受け入れてもらう日が楽しみになっちゃったよ、Huyukiくんも楽しみに待っててね♡』

兄「って書いてあって…俺の寝室見に行ったら荒らされてて…下着入ってるタンスが特に酷くて…下着ほとんど外に出てて…しかも精 液までかけられてて…気持ち悪くて気持ち悪くて…俺…吐いちゃって…それでスケジュール確認したら次の日が全休になってて…怖くなって…家になんて一日中居られなくて…っあの日ハルちゃんに会いに行ったんだ…でも…それが良くなかったのか…次の日から…たぶんハルちゃんの事だと思うんだけど、抱きついてたあの男は誰だとかそういう内容の紙が大量にポストに入ってて…」

「それで耐えられなくて俺の家に泊まる様になったんだね？」

兄「うん…」

「はぁ…聞いてた通りというかそれ以上に酷い内容だった……フユキくんもう大丈夫だからね…そいつ捕まえよう…絶対に。」

兄「そうだ、ハルちゃん何でストーカーの事…俺のマネージャーさんと社長さんくらいしか知らないのに…」

「んー…ノエルくんがさ…ちょっとした情報屋みたいな感じというか…情報網がすごい所と知り合いで…俺がフユキくんが家に帰ろうとしないのが気になってノエルくんに情報集めしてもらったの」

兄「そうだったんだ…」

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