検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:16,327 hit

僕達の関係 ページ7

スティーブ「どういう事だ?レイがロキに言えば止まる可能性が?」

ソー「ロキはレイを愛しているからな、兄としても恋人としても。昔からロキはレイには甘かった、恐らく唯一レイにだけ心を開いてる」

ナターシャ「男同士で、しかも兄弟で恋人?」

「と言っても血の繋がりはありませんが」

スティーブ「恋愛はその…自由だと思うが、それならレイが説得し続けたらどうにかならないか?」

ナターシャ「それじゃ間に合わない、やるならレイを人質にするくらいじゃなきゃ」

ソー「ロキにそれは逆効果だ、そもそも そんな事は俺が許さないからな!」

ナターシャ「例えばの話よ、やるとは言ってない、ただ選択肢としてあるだけ。レイがロキの恋人ならロキ側に寝返る事だって有り得るでしょ?」

「…ロマノフ様の言いたい事もわかります。信じてくれとは言いませんが、僕は彼を止めたいからソー兄上と地球へ来ました。それは変わりません」

スティーブ「今はそれで良い、じゃあロキが自ら囚われの身になった理由をレイに聞き出してもら…」

「ロジャース様…すみません…確かに僕はロキを止めたいと思っていますが、この組織に協力する事を決めたわけでも無いのです…ロキから情報を引き出したいなら僕以外に頼んでください
邪魔はしませんが協力もしません
僕は僕なりに彼を止めようと思います」

僕はそう言ってロキの元へ向った

ソー「なっ、レイ!…弟がすまない」

ナターシャ「まぁ仕方ないわね…3人の中じゃ1番まともっぽいし」

スティーブ「…レイのロキを止めたい気持ちが本物なら、きっと協力する事になるはずだ」

ーーー

ロキ「…!レイか」

「…近くに居るのに会わないでいられなくて」

僕はロキの入れられているガラスの牢屋に触れる

ロキ「…ヤツらに何か聞いてこいと言われたか?」

「僕は確かに貴方を止めたいけど、貴方の敵にはならない…彼らに協力するつもりは無いんだ…その証拠…とは言わないけれど僕はここで貴方の不利になる様な事は聞かない…ただこの時間を一緒に過ごしたいだけだよ…」

ロキ「レイ…」

ロキは牢屋の内側から僕の手の位置に合わせてガラスに手を触れる

そして僕はチラリと僕達が付けているリングを見ると念を送った

(…ここには監視カメラがあるから、話しにくい事はリングに念じて話してくれればいいよ)

ロキ「…!」

「貴方が居なくなってから、このリングを見て寂しさを紛らわす事しか出来なかったんだからね」

よくわかってる→←彼の目的



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
62人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

零紅@ヌフ(プロフ) - 吹雪(仮)さん» モチベ上がるコメントありがとうございます……!! (12月16日 22時) (レス) id: 28db353792 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪(仮) - コメント失礼します!1から全部見させていただきました!とても面白かったです!次のお話が楽しみです!頑張って下さい! (12月12日 17時) (レス) @page14 id: 94b40afda9 (このIDを非表示/違反報告)
零紅@ヌフ(プロフ) - 雷雅さん» ありがとうございます!気まぐれ更新ですが頑張ります〜! (2019年4月27日 14時) (レス) id: efb02aa007 (このIDを非表示/違反報告)
雷雅 - 更新頑張ってください! (2019年4月27日 10時) (レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:零紅 | 作成日時:2018年11月13日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。