よくわかってる ページ8
ロキ「…1人にしてすまなかった」
(…リングにここまでの機能を施して居たのか)
「僕の寂しがり屋をなめないでね？…貴方が居ない間の僕の話を全部聞いてくれるまで許さないよ」
ロキ「はは、それは望むところだな？レイの話ならいくらでも聞くさ」
それから僕はそれまでの自分の話を話し続けた
ーーー
ロキ「…レイは本当に私に何も聞いてこないんだな？」
「聞いたって教えてくれないだろ？」
(それに、貴方がそれだけ余裕で笑ってるって事は、こうして捕まっている事も目的の1つなんだろう？きっと貴方がわざわざ出向く必要がある事…貴方の話術が必要なのかな？)
ロキ「……さすが…レイは私の事をよくわかっているな…」
「…逆に僕より貴方の事を知ってる人が居る？」
ロキ「居たとしたらそいつが私の恋人になっているだろうな？」
「ちょっと！」
ナターシャ「久々の再開だか知らないけど、長々と男同士のイチャイチャを見せられる方の気持ちにもなってくれる？」
声のかけられた方を見るとロマノフ様が立っていた
「ロマノフ様…」
ロキ「…私の背後に忍び寄れる者はそう居ない」
ナターシャ「でも来ると思ってた」
ロキ「もっと後にな？ヒューリーが思いつく限りの拷問をした後で君とレイが慰めに来ると、思っていた…そして私はほだされる」
「…拷問はさすがに僕が怒るよ…」
ナターシャ「バートンに何をしたのか聞きたいの」
ロキ「心を広げてやっただけだ」
ナターシャ「…貴方が勝って、王様になったらその後は？バートンの心はどうなるの？」
ロキ「ほぉ…？彼の事を愛しているのか」
ナターシャ「そんな事じゃない、彼には仮がある」
ロキ「…どんな？」
ロマノフ様はロキにそう聞かれ、ゆっくりとS.H.I.E.L.D.に入る前の話を語った
金で雇われて殺しをしていた頃
S.H.I.E.L.D.に目をつけられ
バートン様は自分を殺す銘を受けたが
自分を殺さなかったのだという
ロキ「…バートンを助けたら私を逃がすか？」
ナターシャ「いいえ、逃がさない」
ロキ「フッ、だろうな？だが面白い、世界の行く末よりも一人の男を気にしてるのか…」
ナターシャ「支配者なんて毎日変わる、慣れっこよ。ロシア人だったから、私はね？」
ロキ「…今は何者だ」
ナターシャ「そんな難しい話じゃないの、私の帳簿に赤がある。それを消したいだけ」
ロキ「…消せるのか…？そんな大きな赤を消しきれるのか…？」
「……ロキ…！」
ロキはロマノフ様の方へジリジリと近づいた
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零紅@ヌフ(プロフ) - 吹雪(仮)さん» モチベ上がるコメントありがとうございます……！！ (12月16日 22時) (
レス) id: 28db353792 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪(仮) - コメント失礼します！1から全部見させていただきました！とても面白かったです！次のお話が楽しみです！頑張って下さい！ (12月12日 17時) (レス) @page14 id: 94b40afda9 (このIDを非表示/違反報告)
零紅@ヌフ(プロフ) - 雷雅さん» ありがとうございます！気まぐれ更新ですが頑張ります〜！ (2019年4月27日 14時) (レス) id: efb02aa007 (このIDを非表示/違反報告)
雷雅 - 更新頑張ってください！ (2019年4月27日 10時) (レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零紅 | 作成日時：2018年11月13日 21時
