やっと見つけた ページ2
「兄上っ！！ソー兄上っ！！」
ソー「ん？レイ、どうしたそんなに慌てて、一旦落ち着くんだ」
「落ち着いて居られ無いよ！！やっと…！！やっと見つけたんだ！！」
ソー「…！父上に報告しに行くぞ！」
僕はいつもの様にリングに意識を集中させ、愛しい恋人を探していた
いつもは生きているという事しかわからず、居場所はわからなかった
きっと相手が何らかの理由が有りその身を隠しているからだ
居場所がわからずとも、彼が今も生きているとわかるだけで、毎日リングに意識を集中させる事に意味があった
けれど今日、初めて彼がハッキリと見えたんだ
やっと見つけた…僕の愛しい兄上…！
ーーー
ソー「父上！父上！」
僕達は急ぎ父上の元まで向った
オーディン「何事だ、落ち着くのだ」
ソー「レイがロキを見つけたと！」
オーディン「レイよ、それは本当か？」
「はい！父上！ハッキリとその姿を確認しました！」
オーディン「ではその場所はどこか、言うてみるのだ。ロキはどこに現れた」
「ロキ兄上は…ミッドガルドに居ます！…ですが僕はロキ兄上の居場所を把握出来ただけで…何をしているかまではわかりません…居場所がわかったならヘイムダルに様子を確認してもらうと良いと思います」
オーディン「そうか…うむ、ヘイムダルよ、聞いておるだろう、ロキはミッドガルドにおる、何をしておるか確認せい」
父上が空間にそう言うと衛兵がすぐにやって来た
衛兵「ヘイムダルが王子達をお呼びです」
ーーー
「ヘイムダル！ロキ兄上は！何をしてる？？」
ヘイムダル「…レイ様には申し上げにくいですが、ミッドガルドを滅ぼしかねない悪事を働いています」
ソー「…くっ、嫌な予感はしていたが…！」
「…っ」
ソー「俺は父上に頼み、ミッドガルドへ行く。ヤツを止めなくては…！」
「僕も行く！！」
ソー「っ！レイ、しかし…」
「僕もロキ兄上を止めたい…っ！！悪事なんて働いて欲しくないんだ！！」
ソー「…わかった、では一緒にミッドガルドへ行くぞ！」
ーーー
「兄上！あそこです！あの機体の中に！」
僕達は父上の力で地球へやって来た
そして僕はソー兄上に抱えられながら一緒に空を飛び、リングを頼りに居場所を特定する
もうすぐ会えるよ…僕は必ず貴方を正しい方へ導いてみせる…
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零紅@ヌフ(プロフ) - 吹雪(仮)さん» モチベ上がるコメントありがとうございます……！！ (12月16日 22時) (
レス) id: 28db353792 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪(仮) - コメント失礼します！1から全部見させていただきました！とても面白かったです！次のお話が楽しみです！頑張って下さい！ (12月12日 17時) (レス) @page14 id: 94b40afda9 (このIDを非表示/違反報告)
零紅@ヌフ(プロフ) - 雷雅さん» ありがとうございます！気まぐれ更新ですが頑張ります〜！ (2019年4月27日 14時) (レス) id: efb02aa007 (このIDを非表示/違反報告)
雷雅 - 更新頑張ってください！ (2019年4月27日 10時) (レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零紅 | 作成日時：2018年11月13日 21時
