【黒バス】赤は大嫌い、もちろん君もね。【赤司征十郎】

★6★ ページ8

？「あのー」


貴「ん？…あ、さっきの」


？「書いたんで、はい」




結局、練習が終わるまでずっと待っていたのか


先程の少年に

入部届けを手渡される。



"一年C組 青峰大輝"



大きく乱雑な字で

そう書かれていた。



貴「ありがと。よろしくね、青峰君。


あ、残って1on1とか…してくよね？」


青「もちろん！やらせてくれ！」


貴「はいはいw先輩には敬語で！



先輩、彼1on1したいらしいんで、後でいいですか？」



いいぜー、と言う先輩の返答。

実は先客…

今日は三年の先輩と3on3の予定だったのだ。



青「…あのさ」


貴「ん？」


青「あんたが、キャプテンじゃないのか？

なんで、他の奴らに敬語なんだ？」


どうやら、青峰君は私の事を三年だと思ってるらしい。



そりゃそうか。


他の部活はどこも

部長は三年がやってるもんね。



貴「キャプテンとは言っても、俺まだ二年だからね」


青「二年でキャプテンやってんのかあんた！

すげーな！」



1on1超楽しみだぜ！


満面の笑みでそう言う少年は

本当に楽しそうだった。



青「でもさ、あんた…背小さいよな？


ダンクとか、できんのかよ」



そう、私は背が低い。


もちろん、周りの男子と比べてだが。



女子としては高身長である165cm

だが当然

男子(それもバスケ部)にしては


めちゃくちゃ低い。



貴「まぁ、苦労はするけどね。


君はずいぶんとでかいね、180近いんじゃないか？」


青「177あるぜ」



中１で177か。


末恐ろしいな。




.



コートの一面を貸し切らせてもらって


青峰君と1on1する。



この対戦で

青峰君の実力がどれ程なのか


それを見るのも目的の１つだ。



貴「先攻は君でいいよ」


青「ずいぶんと見くびってくれるじゃねーか…




……ぉらっ!!」



開始直後の速攻


かなりのスピードだが、問題ない。



貴「ずいぶん速いね…！」


青「それだけじゃねえよ！」




ｶﾞｺｯ



ダンクが決まる。



中１でダンクか…かなりの実力者だ。




青「どうだ！」


貴「スゴいね君！じゃあ今度はこっちから…」




だからと言って、負けたりはしない。



……………………………………

☆7☆→←☆5☆

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
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