もしもＪｒ.と、

宮舘涼太・先輩 ページ5

※会社員設定


SIDE:しの


私は社会人2年目で、まだわからないことが多い。
今日もミスがあって課長に怒られた。デスクワークって結構難しくて、表の作成とかがあんまり慣れない。

でもまだミスの多い私に、先輩の宮舘さんはいろんなことを教えてくれる。デスクも近くて、仕事のことはもちろん、同じ課の先輩のこととかも教えてくれる。宮舘さんのおかげで、仕事で落ち込んだ時も頑張れる。

今日は残業で、ほとんどの人が帰っちゃったから、残ってるのって私と宮舘さんぐらいかな。


宮舘「A、残業おつかれ。はいこれ」

A「ありがとうございます。宮舘さんも、お疲れ様です。」


宮舘さんが淹れてくれたコーヒーを飲みながら、一息つく。


宮舘「Aって偉いよな。こんなに仕事頑張ってて。俺の同僚の佐久間とは全然違うな(笑)。」

A「私なんてミスばっかりですから、それに佐久間さんすごく頼りになりますよ？」

宮舘「そうかぁ？」

A「そんなこと言ってたら佐久間さん悲しみますよ(笑)。」

宮舘「あいつは悲しまないよ。元気なのが唯一の取り柄だから(笑)。」

A「そうなんですね(笑)。」


宮舘さんは気さくに話しかけてくれて、いつも楽しい話をしてくれる。


宮舘「もう仕事終わった？」

A「はい、終わりました。」

宮舘「じゃあ、送っていこうか？」

A「いえっ、それは悪いですよ。」

宮舘「いいんだよ、遠慮しないで。」

A「でも、、」

宮舘「もうこんな時間だし、可愛い女の子を1人で帰すなんて不安だからさ。」

A「えっ、」


宮舘さんが可愛いって言ったのは、お世辞だろう。でも、さりげなく言われたその言葉が頭に残る。


A「じゃあ、お言葉に甘えて、お願いします。」

宮舘「了解。」

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