祓本五条に愛されて【五条悟】

楽屋 ページ30

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トントンと外からドアを叩く音
(あ、悠仁くん帰ってきた)


トントン、トン、トントントン
(え？何？何で入んないの？)

「悠仁くん…？」
いつまで経っても開かないドアを開けに行くと



…ガチャ

そこには偉く不機嫌な顔の白髪サングラス姿が


無言でズカズカと部屋に入ってくる



「さ、さとる」

大きく溜息をつきながら勢いよく抱きついてくる
悟を受け止めてる




「もぅ、A何で先行っちゃうの」

「昨日ダメって言ったでしょ？
別々で出て来るって。硝子に怒られるもん」

「別にいいだろ、気にすんなって。せめて起こしてよ〜」

「後5分て言って、ずっと起きなかったの誰よ」

「ぶーっ！！！」

「フッ、何その顔」

「ぶーったらぶーっ！！Aがちゅーしてくれなきゃ治りません。こんなんで収録行ってネット炎上したって」「はいはいわかったよ悟ちゃん」とその不機嫌な顔を押さえて頬にちゅっとする



それだけ？と言いたげで
ハァ？と睨み付けてくる悟に
ついつい笑いながら、唇に近づくと

大きい手で腰を引き寄せられキスをする




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