. ページ19
.
足元がおぼつかないしょっぴー
フラフラしながら近付けばAさんから康二を引き剥がし正面からばふんっと抱きついた
深澤「うっはっはっ。めずらしっ」
『翔太が私に甘えてくる！』
爆笑しながら2人を撮影するふっかさん
本当に珍しい。
AさんもAさんで、
"かわいいー"なんて言いながら
抱きしめ返しちゃってるし
渡辺「やっぱちげぇ…」
『ん？』
渡辺「もっと柔らけーかと思った」
『……涼くーん』
数秒固まったAさん
しょぴーの頭をバシッと叩くと舘さんに抱きついた。
宮舘「どうしたの？」
『翔太が！翔太が！』
ぷりぷりとしていたAさんも
舘さんが頭を撫でれば猫のように擦り寄る
俺のところ来てくれてもいいのに
明日休みということもあってか
みんな飲むペースが早め。
まぁ、俺はこれぐらいじゃ酔わないけど
『れーん。のんでる？』
『もしもーし。れんー？』
俺の隣にピッタリと座るAさん
あれ？お酒強いはずじゃ…
アルコールのせいか潤んだ瞳でこっちを見つめてくる返事を返すだけで精一杯だ。
『今日前髪おろしてるんだね？』
目黒「今日最後のカットこれだったんで」
『んふふ、かわいい』
前髪を触ろうと伸ばされた手。
必然的に顔もちかくなるわけで…
危ない危ない。我慢しろ俺
『ん？』
バチッと合う視線
やばいやばい。
目黒「トイレ。借りますね？」
家主はすでに潰れているが
俺の自我がまともな内にトイレへ逃げ込んだ
気持ちを落ち着かせリビングに戻れば
カオス状態になっていた
しょっぴーに続いてふっかさんも潰れ
Aさんは舘さんの膝に座り甘えてる
『涼くん。かっこいいねー』
宮舘「ありがとう。姫も可愛いよ」
『んふふ』
唇をふにふにされても、頬を突かれても
顔色ひとつ変えない舘さん。まじすげぇ
目黒「Aさんが酔うなんて
珍しくないですか？」
宮舘「誰かが飲んでた日本酒飲んじゃったみたい」
『酔ってないよ？』
目黒「日本酒に弱いんすね」
Aさんのことをまた一つ知れた。
宮舘「俺もトイレ行きたいから降りて？」
『えぇー。やだぁ』
宮舘「嫌じゃないよ。
ほら。目黒の方に移動して？」
『…はーい。れーん』
すとんと俺の膝に座るAさん
すれ違い様にロイヤルに微笑まれたけど…
舘さん？
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1249人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
つん(プロフ) - 美紀さん» 遅くなりましたが、コメントありがとうございます！美紀さん以前の作品にも温かい言葉を頂けていたのでとても励みになっています。これからも楽しんでいただけるよう頑張りますので引き続きよろしくお願いします (2021年6月7日 0時) (
レス) id: 922ef2606a (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとコロナウイルスに気をつけてね (2021年5月23日 13時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：つん | 作成日時：2021年4月29日 12時
