不思議の国のコウモリが68羽 ページ19
デュース「因みに、リドル寮長、今のは？」
リドル「Aが提案してきたんだ。怒るフリをして皆を驚かしてみれば？って。後、皆で塗れば早いだろうしね」
デュース「ビックリした……A、なんていう提案をしたんだよ！寿命が10年くらい縮んだぞ！」
『アハハ、ごめんごめん！』
エース「ってか、塗るのは変わんねーのかよ！」
トレイ「まあまあ。それでも本当に……うん。変わったな、リドル」
グリム「もう1秒も我慢できねぇんだゾ！さっさとバラでもなんでも塗ってパーティだ！」
リドル「それじゃあ皆、準備はいい？」
やった♪また、薔薇を濡れる！
トレイ「けど、リドルが薔薇を塗るなんて、いつぶりだ？」
リドル「さぁね。寮長になってからは寮生に任せきりだったから……」
ケイト「たまに、やるなら楽しいよ。ま、今日は手のかかる1年生が数人いるけどね」
エース「それ、もしかしてオレたちのこと？？」
もしかしなくても、君たちだと思うよ……
グリム「散々塗らされたんだから、ぜーったいリドルより、オレ様の方が上手いんだゾ！」
リドル「フフフ、それじゃあお手並み拝見といこう」
ルン♪ルルン♪薔薇を赤く塗ろう♪
『えいっ！……フフっ、楽しいな〜♪』
リドル「Aは流石だね。ムラもないし綺麗に塗れてる」
『ありがと、リドルくん♪』
リドル「それに比べて………そこ！塗りが甘い！もっと濃い赤で色ムラ無く塗るんだ！」
デュース「は、はい！」
エース「ちょっ、やっぱ厳しいじゃん！少しは優しくなると思ってたのに！」
ケイト「まーまー、これがウチの寮長の持ち味だから」
リドル「やるからには完璧に…だよ。いいパーティにする為にも手抜きは許さないからね……フフっ」
リドルくん、会った時よりもイキイキしてる。良かった！
そう思いながら、どんどん薔薇の花を塗っていく
ルン♪ルルン♪薔薇を赤く塗ろう♪
『えいっ！ユイトも、上手くできてるね〜！！』
ユイト「ありがとうございます。A様も、とても綺麗ですよ」
リドル「よし、こんなものだろう」
エース「すげー、一瞬で終わっちまった！」
デュース「凄い速さで全ての薔薇を赤に塗り変えた……流石、寮長だ」
ケイト「リドルくん、実践魔法は特に得意だからね〜」
トレイ「流石だな、リドル」
リドルくんは、敵に回せば厄介だけど、味方になればすごい心強いね……
to be continue
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ミントカラー(プロフ) - 瑠花さん、コメントありがとうございます！そうですね、どうやって説明をしようかなー。あっ、か、考えはいますよ！大幅にはね……うん。これからも楽しんで戴けると嬉しいです！よろしくお願いします！ (2020年6月27日 8時) (
レス) id: 5d306a2111 (このIDを非表示/違反報告)
瑠花 - 更新、楽しみにしてます！ユイトと主人公君はどう説明するのか〜とか、ユウ達の反応が楽しみです！ (2020年6月26日 22時) (レス) id: e0ab5d8073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミントカラー | 作成日時：2020年6月21日 8時
