息子が愛した婚約者 ページ41
ー親父、僕に経営を教えてほしい！そして、いつかこの会社を継がせてもらえないか？
ー 一生、一緒にいたい人がいるんだ。その人の隣にいる為に僕は一人前になりたい。逃げたくない。それに親父たちの大切な会社を僕も守らせてほしい
あの時の目と同じだな
決意の瞳。強い、目をしている
「一生をかけてAを愛し、幸せにする。中途半端なことはしない。これは決定事項だよ」
「ダイゴくん一人で責任を負わせたりしません！私が決めたことです！ダイゴくんと結婚したいって！私もダイゴくんを幸せにします。信じてください、社長」
「ーー！」
「A‥、ありがとう。僕も自分で決めたことだ！自分の言葉に嘘はつかない。僕は、いつまでもずっとただ一人Aを愛し続けるよ」
「っ‥だ、いごくん‥！私も、これからもずっと。だから、結婚を認めてください、お願いします！」
頭を下げてくるAちゃんに私は驚いた
よくみると手は震えていた
「(‥‥そうだよね。認められるか、怖いよね)」
ダイゴお前は幸せだね
お前の人生を一緒に責任を持って歩んでくれる人がいて
何よりも幸せなことだ
「信じるに決まっている。何せ、息子が選んだ、息子が愛した女性なんだから」
「何も疑うこともない。私と、妻が大事に育てたどこに出しても恥ずかしくない、息子だと思っているよ。どうか、私たちの大切な息子をよろしくお願いします」
頭を下げてAちゃんに向き合う
彼女は驚いた顔をしていた
頭をあげると息子までもが驚いていた
「‥っ、」
「なんだ、ダイゴ。大人の男が泣くなんて、みっともないぞ」
「な、泣いてなんかいないだろ‥っ、親父もいきなりあんなこと」
ーー私たちの大切な息子を‥‥
「ダイゴくんはあったかい人たちに育てられたから暖かい人になったんだね。私なんかにお願いしてくれて‥嬉しい」
「‥A。」
「一緒に幸せになろうね、ダイゴくん」
「もちろんだよ。親父も‥」
「ん？」
息子はこちらを向いて少し照れ臭そうななしながら私に向かって口を開く
「その‥これからも‥よろしく頼むよ。社長としても、‥‥息子としても‥僕たち、夫婦ともども」
「‥‥もちろんだ、ダイゴ、Aちゃん。よろしく頼むよ」
成長して立派な男になった息子に少し寂しさを感じながらも
頼もしく感じた
ー僕は会社を継ぐ気はないよ。結婚もする気ないし
ーダイゴ！
そう言っていたあの頃が懐かしい。
「(これは、デボンも安泰だな)」
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蒼空(プロフ) - うららさん» 見て頂きありがとうございます！更新頑張ります♡また見に来てもらえると嬉しいです！よろしくお願いします！ (2022年9月15日 0時) (
レス) id: b8b12cd672 (このIDを非表示/違反報告)
うらら - 更新楽しみにしています♡ (2022年9月14日 19時) (レス) id: 3ea5956e3b (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - 桔梗さん» お久しぶりです！忙しくてなかなか書けずようやく触りを描くことができました！またアニポケでダイゴさん見てニヤニヤしながら描こうと思います笑よろしくお願いします！ (2022年8月15日 7時) (レス) id: b8b12cd672 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - お久しぶりです アニポケ書いてくれるのを待ってました マスターズトーナメント楽しみにしています (2022年8月8日 21時) (レス) id: 295a9f967a (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - シロさん» 返信遅くなりすみません！少しずつ書き出し始めました！また時間ある時に是非是非見に来てください♡これからもよろしくお願いします！ (2022年8月7日 20時) (レス) id: b8b12cd672 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼空 | 作成日時：2022年5月8日 12時
