娘の婚約者 ページ35
そのまま今日は泊まることになり、ご馳走を作ってもらったり途中から来たレッドくんとバトルしたり楽しい時間を過ごした
僕は先に部屋に通されて休むよう言われたがAを待ってる間ベランダで星を眺めていた
「すごく綺麗だな。前に来た時はここまでゆっくり見る余裕もなかったな」
コンコン‥
「ダイゴくん、少しいいかい？」
「！お義父さん！」
ノックの相手はAの父だった
急いで開けにいくと穏やかな顔つきの義父がいた
「今日は疲れたろう」
「いえ、凄く楽しかったです」
「レッドくんとのバトルを見たがすごく強いね。さすがはチャンピオンだ」
たわいもない話をしていると義父はそのまま会話を続けた
「あんなに小さかったのに、子どもの成長とは早いな。もう結婚の話になるとは思わなかったよ」
「え、あ‥」
「あぁ、ごめんよ。何も責めてるわけでも、反対したいわけでもないよ？ただ、少し寂しくなってしまって‥」
今でも思い出すんだ
小さい頃の無邪気に走り回ってポケモンと一緒に触れ合い嬉しそうにした日々
そしてーーポケモンに触らなくなった日を
『これは‥っなんで‥‥』
『‥‥でてこないの‥‥っAあのリーグ以来‥っお爺様も、グリーンも自分のせいだって‥いって‥っ』
『大好きな‥‥ポケモンにも触らないの‥触ろうとするとあの誹謗中傷がフラッシュバックしてくるって‥‥お父さん、Aは正々堂々とバトルしてきたのに‥‥なんで‥』
目を閉じると思い出してしまう
あの頃の家族の悲しい日々
「Aが言っていたよ。あの頃を乗り越えられたのは私の大切な友人達と、そして最後、後ろを押してくれたダイゴくんのおかげだって」
「え！？いや、僕は何も‥」
「ホウエンが大変なことになっていた時何故、A巻き込まれたのかとも思った。そして、なぜ、Aが必死に守るのかも」
「‥っそれ、は‥」
僕だって彼女を巻き込みたくなかった
今でもあの時の無力な自分を悔やんでいた
『ダイゴさん、大丈夫。私、行きますよ』
『！？な、なにを‥君はカントーのトレーナーだろ？ホウエン地方とは縁も‥』
『私、前世の記憶を持ってるんです。そう言ったら信じてくれますか？』
『は‥な、にを‥』
『だから、わかってたんです。こうなることも、私が関わっていって自分がどう言う道を辿るかも』
『そ、んな‥』
『やっぱりアクア団と戦うと決めたのは私です、そしてこうなるだろうと言う運命を受け入れたのも自分です』
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蒼空(プロフ) - うららさん» 見て頂きありがとうございます！更新頑張ります♡また見に来てもらえると嬉しいです！よろしくお願いします！ (2022年9月15日 0時) (
レス) id: b8b12cd672 (このIDを非表示/違反報告)
うらら - 更新楽しみにしています♡ (2022年9月14日 19時) (レス) id: 3ea5956e3b (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - 桔梗さん» お久しぶりです！忙しくてなかなか書けずようやく触りを描くことができました！またアニポケでダイゴさん見てニヤニヤしながら描こうと思います笑よろしくお願いします！ (2022年8月15日 7時) (レス) id: b8b12cd672 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - お久しぶりです アニポケ書いてくれるのを待ってました マスターズトーナメント楽しみにしています (2022年8月8日 21時) (レス) id: 295a9f967a (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - シロさん» 返信遅くなりすみません！少しずつ書き出し始めました！また時間ある時に是非是非見に来てください♡これからもよろしくお願いします！ (2022年8月7日 20時) (レス) id: b8b12cd672 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼空 | 作成日時：2022年5月8日 12時
