Autumn session �� ページ28
私は机の上でよくわからないバラエティ番組をつけてぼーとみていた
ここ一年ほど彼、ダイゴさんは忙しい
今までもチャンピオンとして、自分の研究や趣味として今まで忙しくしていたけど
「そっか、あの頃はまだ連絡取れてたなー」
洞窟に行く時だって
『今、浅瀬の洞窟にいます。明日の夕方帰る予定だよって‥事後報告じゃん！』
当時は事後報告で呆れていたけど
「趣味でもどこか行くときは必ず連絡入れるようにしてくれていたんだ」
元々自由奔放な人で、すぐ行動に移しちゃう彼
こういう連絡をくれることの方が珍しいのに
『ダイゴはAと付き合って変わったよ』
『本当？』
『ああ。柔らかく、棘がなくなってとても穏やかになった』
『元々穏やかな性格だと思うんですけど』
『はは。まだまだだな。これは親友の私の方が一歩上手かな？』
『うー‥まだそんな何十年の絆のミクリ達と肩を並べられないよ！』
『まぁ、すぐ越されちゃうよ。まぁ一番は‥‥ダイゴの所在がわかるようになったことだな』
『あぁ‥それはすごく感謝されてる。リーグからもツワブキ社長からも』
少し遠い目で私もミクリもふっと息を吐いた
今でもミクリとこっそりお茶会してるのは秘密である
今でこそわかるが彼は許容範囲が狭いところもあるので
ミクリとのお茶会はアウトだ。バレたら彼のジムが破壊されてしまう
〜♪
「ーー！っ、ダイゴさん！」
【Aちゃん、ごめん。今終わったんだ】
「‥‥お疲れ様です。‥連絡、遅くないですか？」
【‥ごめん。でも、仕事で仕方ないのわかってもらえると嬉しいんだけど】
「‥‥‥ごめんなさい。今の私が言い方悪かったです。仕事お疲れ様です」
【ありがとう、Aちゃん。いまから帰るよ】
これは贅沢だ
そばにいて、ちゃんと連絡もくれて
何より好きな人と一緒に過ごす空間があって
でもーー
「想う程距離が開いちゃったような‥」
私はもう大人なんだから
わがまま言って困らせちゃダメだ
大人なんだから‥
「我慢、しないと。これくらい」
寂しいなんて、子どものように
涙が浮かんでくる
こんなことで泣いてしまうなんて
ーーー
「エアームド、ありがとう」
できるだけ静かに玄関をあけた
今日は仕事を終わらせたらAちゃんとご飯を食べるつもりだったのに
僕は暗い部屋を見渡して人影がいないことを確認すると
ため息をついた
ネクタイを緩めて、ワイシャツのボタンを二つほど外し首元を楽にする
「Aちゃん‥‥」
Autumn session �侠�←こんにちは！ちょっと休憩話です！
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蒼空(プロフ) - うららさん» 見て頂きありがとうございます！更新頑張ります♡また見に来てもらえると嬉しいです！よろしくお願いします！ (2022年9月15日 0時) (
レス) id: b8b12cd672 (このIDを非表示/違反報告)
うらら - 更新楽しみにしています♡ (2022年9月14日 19時) (レス) id: 3ea5956e3b (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - 桔梗さん» お久しぶりです！忙しくてなかなか書けずようやく触りを描くことができました！またアニポケでダイゴさん見てニヤニヤしながら描こうと思います笑よろしくお願いします！ (2022年8月15日 7時) (レス) id: b8b12cd672 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - お久しぶりです アニポケ書いてくれるのを待ってました マスターズトーナメント楽しみにしています (2022年8月8日 21時) (レス) id: 295a9f967a (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - シロさん» 返信遅くなりすみません！少しずつ書き出し始めました！また時間ある時に是非是非見に来てください♡これからもよろしくお願いします！ (2022年8月7日 20時) (レス) id: b8b12cd672 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼空 | 作成日時：2022年5月8日 12時
