うらみちお兄さんと森のお友達�� ページ6
私が上着を着て外に行く準備をしていると
裏道さんはすっと立ち上がって私の方に手を置いた
「俺も行く。夜道危ないだろ」
「え、裏道さん！今、キュンってしました！」
そんな私の推しキャラの声でそんなこといってくれるなんて！裏道さんの優しさと推し声の尊さ！
「………」
そんな姿に裏道さんが横目で若干引き気味で見ていたのにも私は気づかないふりをします。ええ、もう見えない見えない
「あ、でも裏道お兄さんは有名だし気付かれたらさすがに迷惑かけちゃう‥だから私がちゃっと行ってきちゃう！」
「別に大丈夫だよ。俺なんかよりも…」
「さすがに私も裏道さんファンに恨みは買いたくないですから。夜道背中には気をつけろ的なこと言われたくないです！」
「そもそも俺にファンはあまり…ってあ…はやい…」
私はパッとマフラーと帽子も被って足早に玄関に行き行ってきますといい外に出る
そう彼女に言われ俺は手持ち無沙汰になり、とりあえずテレビをつける
すると彼女が声優をやっているアニメが流れていた
普通に話してる声とはまた違う印象だ
可愛い…
少し口元が緩む
テレビをかけたまま、俺はベランダに出て一服する
『俺も一緒に行く。夜道危ないだろ』
『え、裏道さん！今、キュンってしました！』
たったそれだけであんなに嬉しそうに目を輝かせて
ほんと…
「単純だな…」
なんて自然と微笑んでしまう
彼女と出会って、本当に色々変わった
世界が…
『裏道さんの声！カッコいい！！推しの声優にそっくり！大好きです！』
出会ってすぐの時そんなこと言われドン引いたのもおぼえてるが
あの笑顔をずっと忘れられない
「早く帰っておいで。そしたら好きなだけAの好きな声で囁いてやるから」
そんな彼女が、俺は出会った頃からずっと大好きなんだ
「絶対言ってやらないけどな」
タバコをふかせながら俺は冬空の下思いを馳せた
(あ、裏道さん！このお二人が今から来るマンションが同じってことで荷物を持ってくれました！)
(え、裏道さん…！？)
(マジ！？彼女いるってマジだったんだ…しかも普通に可愛い‥‥！ゴリラじゃない！！)
(これ、どこで拾ってきた？)
(スーパー出てリンゴ転がしちゃってそこで拾ってもらいました！)
((漫画的展開！))
そんなつもりじゃないかったんです�、�←うらみちお兄さんと森のお友達��
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蒼空(プロフ) - 子虎さん» まさかコメントをもらえるとは思っておらずとても嬉しいです！ありがとうございます！♡ (2023年2月6日 22時) (
レス) id: b8b12cd672 (このIDを非表示/違反報告)
子虎(プロフ) - めっちゃ好きでした！！ (2023年2月6日 21時) (レス) @page11 id: ae87ce6a84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼空 | 作成日時：2022年3月16日 1時
