みんな大切なものを守りたいと思ってる ページ48
「えええ！？帰った！？」
「自分のそばにいると危険な目に遭わせてしまうからと」
次の日マノンはアランがいないことに気づき、ダイゴに尋ねるとすでにカロスに帰ったといった
「私も帰ります！」
「マノン君！」
慌てて帰ろうとするマノンを引き留めダイゴは人差し指を上に向け穏やかに話した
「良かったら、乗っていくかい？」
「わぁ！ほんとに！？」
マノンはダイゴのチャーター機に一緒に乗りカロスに向かうが、マノンはパートナーのハリマロンを抱いて不安そうに外を見ていた
「アランが心配かい？」
「‥アランって無茶ばかりするから‥だからー足手纏いなのもわかってるんですけど。」
「そんなことないよ。アランにとって危険に巻き込みたくないと思うほど大切に思ってるよ」
「‥‥‥アランの優しさは分かりづらいんだよなぁ」
「男っていうのは不器用だからね」
ダイゴは昨日のアランとの会話を思い出した
『いいのかい？置いていって』
『足手纏いなだけだ』
『本当とは思えないけど』
『‥』
『おっと失礼、君なりの優しさかと思ってね』
僕の言葉にムッとした表情をみせるアランを制止した。
僕にもわかるよ、君の気持ち
大切な人には傷ついてほしくない
だからこそ、冷たい言葉を放ち突き放した
「ダイゴさんにもいるの？そういう人」
「‥‥‥いるよ。すごく大切な人」
「ダイゴさん強いし優しいし紳士的だからその人幸せだね」
「どうかな、彼女は一度僕をリーグで倒しててね」
「チャンピオンを！？す、すごい‥」
彼女の話をするとマノンは驚いていた
「彼女は巻き込まれ体質なのか、危ないことにすぐ巻き込まれるんだ。それでいてーー黙って守られてくれないからいつも心配だよ」
「あはは、アランみたいだね」
「そうだね。だから、僕はさらに強くなろうと思ったんだ」
「え？」
今でも十分強いのに？という不思議そうな顔をしているマノンに僕は
「自分より弱いやつになんて守らせてもらえないだろう？」
だから強くなった
彼女に何かあった時真っ先に僕を思いだしてくれるように
「そっか‥その人のこと大好きなんだね」
「！‥うん。大好きなんだ。この世界の誰よりも」
「う‥わぁ‥ダイゴさん、それは本人の前で言ってー！聞いてる方が照れちゃうよ！」
「はは、ごめんごめん」
「ダイゴさんもカロスに向かうのってやっぱり巨石のため？」
「そうだね、それもあるけど‥」
「僕のお姫様をそろそろ迎えに行こうかと思ってね」
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遊星(プロフ) - 蒼空さん» 分かりました。お気遣い誠に、ありがとうございます。更新楽しみにしてます。 (2022年3月29日 23時) (
レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - 遊星さん» ありがとうございます！遊星様もお気をつけてお過ごし下さい！明日以降で更新予定のためよろしくお願いします！ (2022年3月29日 0時) (レス) id: b8b12cd672 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 蒼空さん» 分かりました。体調に気を付けながら更新頑張ってください更新再開お待ちしてます。 (2022年3月28日 8時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - 遊星さま コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！またすぐ再開します！♡書きたい話もあるので！再開したらまた読みにきてくださるととても嬉しいです！今後ともよろしくお願いします！ (2022年3月28日 1時) (レス) id: b8b12cd672 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。更新待ってます。 (2022年3月28日 0時) (レス) @page6 id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼空 | 作成日時：2022年3月14日 14時
