完璧でなくてもいいといってくれた ページ32
後数日で一度ホウエンに戻らないといけない
気になることがある。
カロスにはそのことも含めて調査していた
「(あの、フラダリという人‥こちらに好意的ではあるが裏がありそうだ)」
そういうのにはなにやら鼻が効くようで怪しく思ってしまう。
「裏を取ろうと思ったが‥なかなか出てこない。かなり警戒心が強いようだな‥Aちゃんとは大違いだな‥」
なんてふと笑ってしまう、が。まぁ、これは‥
「"白"ではなさそうだ。限りなく黒に近い、グレーってことかな？」
なにも出ないなんて有り得ない
アランは彼のことを代表と言っていた。団体の代表なのだからなにかしら出てもいいのに。
「こちらも警戒した方がいいだろうな」
きゅっと顔を引き締める
こんな顔、彼女が見たら引いてしまうだろうか
いや‥
『黒い‥黒いです。ダイゴさん。鋼タイプ専門なはずなのにダイゴさんは悪属性‥っ』
でもかっこいい！！でも黒い！！！でも推しキャラ素敵！！
この感情をどう片付けたらいいの！？
「って言ってたしなぁ」
顔から言葉が溢れ出ていてわかりやすかった
「ぷっ！結局どんな僕でもきっとAちゃんなら受け入れてくれるんだろうなぁ」
僕はAちゃんが僕を好きになった理由は
前世の記憶で僕というキャラクターが好きだと思った
でも僕自身はAちゃんに惹かれて誰かに取られたくない、どんな理由でもいい、僕を好いてくれるなら
どこかいつも不安で、かっこいいと思われる僕を見て欲しくて大人ぶって
「ホウエンを離れて修行の旅に出て戻ってきて再試合して彼女に勝ったんだよなぁ」
負けないように必死に修行して
これからのことも考えて会社にも本腰を入れて
完璧な僕になろうと思った
『ダイゴさん、無理してる？』
『え？』
『いつも完璧なダイゴさんだけど、たまには肩の力を抜いてもいいんじゃないですか？』
『‥‥‥Aちゃんは‥完璧な僕じゃなくてもいいの？』
『え？私、ダイゴさんに完璧でいてほしいなんていったけ？』
キョトンとした顔をした彼女
僕は驚いてしまった
『バトルやお仕事をするかっこいいダイゴさんも』
『石探しをして探してた石を見つけたダイゴさんの嬉しそうな顔や子供っぽいところ、ポケモン達を磨いてあげたり遊んだり褒めてあげてる可愛いダイゴさん』
『あと‥黒い微笑みをかましてる黒い裏ダイゴさんも』
『全部ダイゴさんじゃないですか！』
『私はそんなダイゴさんが大好きですよ』
ずっと君の方が僕を見てくれていた→←なんて愛おしすぎるんだろう
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遊星(プロフ) - 蒼空さん» 分かりました。お気遣い誠に、ありがとうございます。更新楽しみにしてます。 (2022年3月29日 23時) (
レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - 遊星さん» ありがとうございます！遊星様もお気をつけてお過ごし下さい！明日以降で更新予定のためよろしくお願いします！ (2022年3月29日 0時) (レス) id: b8b12cd672 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 蒼空さん» 分かりました。体調に気を付けながら更新頑張ってください更新再開お待ちしてます。 (2022年3月28日 8時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - 遊星さま コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！またすぐ再開します！♡書きたい話もあるので！再開したらまた読みにきてくださるととても嬉しいです！今後ともよろしくお願いします！ (2022年3月28日 1時) (レス) id: b8b12cd672 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。更新待ってます。 (2022年3月28日 0時) (レス) @page6 id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼空 | 作成日時：2022年3月14日 14時
