彼女が抱えてたもの ページ4
君と彼女が交際してることに納得がいかない女性たちが詰め寄ってるところを見たことがある
私がその時は私が仲裁に入ったのだが彼女に話を聞いた後言われたんだ。ダイゴには言わないでほしいと言われたよ
「な、なんで‥僕の問題でもあるだろう」
【心配かけたくなかったのと‥ A自身君と釣り合うか不安だったんだよ】
「釣り合うだなんて‥そんな‥僕は一人の男としてAの方が好きなのに」
【彼女だって君を一人の男として愛しているよ。それは間違いない。私と話しているとき君の話をよくするんだ。石のことを話す君の表情が可愛いとか紳士的な時や少し子供っぽいところとかの話をね】
くすりと笑う彼に僕は少し頬を染めた
そんな話をしてたのか。少し恥ずかしい
【十分君のことを想ってることはわかる。ダイゴ、君だって伝わっているだろう？】
「‥あぁ。昔からこの顔と御曹司の肩書き、加えてチャンピオンで苦労はしてきたしね。だから"そういう"目的の人はすぐわかるよ」
そう、昔から地位やお金、そして顔の良さで言い寄られる方が多くうんざりしていた
試しに付き合ってみたこともあるがそれはもうしんどいものだった。
自分の話より会社の経営状況や継ぐときにどれだけの財力になるか、あれを買ってほしい、これを買ってほしい
"僕自身"の話やポケモン達の話なんて興味もなかった
みんな僕には興味ないんだ
でも彼女は違った
出会った時から‥
石の洞窟で出会って壁画を見て
『綺麗‥これはカイオーガ？』
『昔の人からのお手紙というわけですね。石を通じて意志を伝える‥なんて！ダジャレじゃないですよー』
健気で、一生懸命で、無邪気で
ポケモンと一緒にいる彼女が楽しそうで
僕と一緒に過ごす彼女が嬉しそうで
そんな彼女をずっと見ていたくて
危険を承知で飛び込んだ彼女を死ぬほど心配した
『Aちゃんっ！！』
『‥あ‥ダイゴ‥さん‥もう、大丈夫です。へへ、ちゃんと帰りましたよ。ただいまです』
『おかえりっ‥君が無事で本当によかった‥』
好きだと気づいた。
愛おしくて仕方なくて
想いを伝えようとリーグにやってきた彼女に勝ったら伝えようと思った
凄く楽しくて熱いバトルで
久しぶりの感覚で全力を出して戦った
でも負けてしまって、言えなかった。
そしたら彼女から
『ダイゴさん‥ずっと、ずっと前から！すき、でした』
言われた瞬間情けないけどそのまま抱きしめて
僕も、と伝えてそこからぼくたちは始まったんだ。
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遊星(プロフ) - 蒼空さん» 分かりました。お気遣い誠に、ありがとうございます。更新楽しみにしてます。 (2022年3月29日 23時) (
レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - 遊星さん» ありがとうございます！遊星様もお気をつけてお過ごし下さい！明日以降で更新予定のためよろしくお願いします！ (2022年3月29日 0時) (レス) id: b8b12cd672 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 蒼空さん» 分かりました。体調に気を付けながら更新頑張ってください更新再開お待ちしてます。 (2022年3月28日 8時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - 遊星さま コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！またすぐ再開します！♡書きたい話もあるので！再開したらまた読みにきてくださるととても嬉しいです！今後ともよろしくお願いします！ (2022年3月28日 1時) (レス) id: b8b12cd672 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。更新待ってます。 (2022年3月28日 0時) (レス) @page6 id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼空 | 作成日時：2022年3月14日 14時
