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―――A―――
え、
私今…
なんか告白的な…
いや、ないない。
光輝くんが私を？？
いやいや、あるわけないでしょ。
『…じょ、冗談だよね？ あ、あはは。
あっ！そーだ。ローストビーフすっごく美味しかったよ？光輝くんも食べた？』
「Aさん、、」
うわ、光輝くん笑ってない…
『あー、持ち帰りできたらいいのになー。あんな豪華な食事初めてだったし…』
「Aさんっ」
や、やばい…
真剣な顔をしてこっちを見てる。
げ、限界です…
『えっと… 、じゃ、私そろそろ帰ろっかな。18時からバイトだし…。本当色々ありがとう。あ、もう行かなきゃ！』
何か言いたそうな光輝くんを残し、
私は自分の控え室に戻った。
『冗談…じゃない…かも。』
流石にそのまで鈍くはない。
私はカバンを持った。
…逃げよう。
とりあえず、学園を出よう。
考えるのはそれからだ。
私は駐輪場まできて、自転車で来てない事に気がつき、泣く泣く電車に乗った。
ーーー
店長「あれ？Aちゃん18時からじゃない？まだ17時だけど…」
『…何も言わないでください。』
私はそのまま無理やり掃除をし始めた。
店長「ま、いいけど。じゃ、、よろしく…」
私は無我夢中でバイトをこなした。
ーーー
店長「もう上がっていいよ。」
気がつけばもう9時。
家までは歩けば30分くらい。
今日は歩いて帰ろ。
私はすっかり暗くなった夜道を一人で歩いていた。
ザッ、、ザッ、、
後ろから変な足音が聞こえる。
…流石にこわいな
振り返らないでおこう。
私が足を早めると、それに合わせて足音も近づいてくる。
…こわいっ
気のせいだよね。多分、ただのおばちゃんとか、
うん。大丈夫大丈夫…
勇気を振り絞って後ろを振り返った。
『・・・っっ』
血の気が引く。
明らかにめちゃくちゃ悪そうな男が立っていた。
「ねーちゃん、セレブ校の子だろ。」
『そ、そうですけど、だから何っ…』
男は一歩近づいてきて、私はガードレールに腰をつけた。
「…京極竜って知ってるよな？」
私は竜の名前を聞き、ハッと目をそらす。
この人、めっちゃヤバそう。
『…知りません。』
身の危険を感じ、足に力を入れた。
「嘘つけ。…おい、てめっ！ちょっと待てっ」
私は全速力で走った。
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ななし(プロフ) - ゆなさん» 嬉しいです！ありがとうございます！最後まで読んでいただけたら嬉しいです！ (2019年12月1日 16時) (
レス) id: 6a3e7ad6c9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 初めまして、とても素敵な小説ですね。読むのが楽しみです (2019年11月5日 19時) (レス) id: 3d72f20392 (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - 秋和☆°・.。さん» ありがとうございます！！頑張って完結させますね(*^^*) (2019年8月2日 1時) (レス) id: f172c4d98f (このIDを非表示/違反報告)
秋和☆°・.。(プロフ) - 続編の公開待ってます！ (2019年7月21日 2時) (レス) id: fd8f2345ac (このIDを非表示/違反報告)
ななし(プロフ) - 雫さん» ご指摘ありがとうございます！直しますっ！ (2019年7月6日 19時) (レス) id: f172c4d98f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななし
| 作成日時：2019年6月27日 4時
