ギリの兄 18 ページ19
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居酒屋のバイトが終わって、
家までの帰り道。
普段ならこの時間帯はほとんど人は見かけない...
はずなのに...
「え待って、なに...」
家に近づいた辺りに、
道の真ん中をフラフラ歩く人影が。
...酔っ払い？それとも、変質者！？
「.......って！れ、廉くん！？」
声掛けられないように、って恐る恐る歩いてると、不意に目に飛び込んでくる端正なお顔。
なんで...廉くんがここに...
お酒の匂いがプンと漂ってきて、あぁ、酔っ払ってるんだと確信する。
廉「ん〜、家どこ〜.....」
「ちょちょちょ！お、重いって〜」
既にフラフラしてる足が絡まって、
私の上にのしかかってくる。
わ...今、自担が...
って！とりあえず家まで持ってかないと！()
「たっ...だいまぁ〜...」
諒「えぇ！？どうしたの！」
「れ、廉くんが、家の近くでフラフラしてたので...」
諒「あらホントに！？廉がそんなに飲むなんて珍しい...」
諒子さんに手伝ってもらって、廉くんを部屋まで運ぶ。
ベッドに降ろして、重みが消えた途端、どっと込み上げてくる疲労。
諒子さんは出ていって、部屋にはすやすや眠る廉くんと2人。
「なんで泥酔してそんなにキレイな寝顔出来るんですか...」
廉「ん.....」
「.....へっ！？」
目の前の寝顔に見とれていると、
廉くんの長い腕が伸びてきて、私の頭を自分のもとに引き寄せた。
細いくせに地味に力強くて抜けられないし、なにより...
ち、近い！
心臓がこれでもかってくらい早く脈打つ。
.....それなのに、
私も疲れていたのか...
諒「Aちゃん〜、夜ご飯...」
諒「ふふふ、仲いいのねっ。」
諒子さんがもう一度入って来た時には、
廉くんに引き寄せられた状態のまま、
私も一緒に眠ってしまっていた。
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ちょっと長くなっちゃいました...
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songon100(プロフ) - 更新をものすごく楽しみにしています！更新通知がくると、キターー！！ってw。れんれんの嫉妬をもう少し見ていたいですね。 (2019年9月1日 8時) (
レス) id: f105316d22 (このIDを非表示/違反報告)
テディベア(プロフ) - KYamasita0409さん» ホントですか！？胸キュンすごい難しいですが精一杯頑張ります！！ (2019年8月31日 20時) (レス) id: 8769d68b4e (このIDを非表示/違反報告)
テディベア(プロフ) - ★さん» コメントありがとうございます！私も書いてて楽しそうだなと思ってるんです！どうしようか迷います...笑 (2019年8月31日 20時) (レス) id: 8769d68b4e (このIDを非表示/違反報告)
テディベア(プロフ) - みづきさん» コメントありがとうございます！そうですね、私的には短編集のほうがスランプに陥りにくいかなと思っているので、そっちを先に作るかもしれません！ご意見ありがとうございます！頑張ります！ (2019年8月31日 20時) (レス) id: 8769d68b4e (このIDを非表示/違反報告)
テディベア(プロフ) - ももさん» うわぁぁぁ！そういって頂けて本当に嬉しいですっ！励みになります！ご意見ありがとうございます！検討します！ (2019年8月31日 20時) (レス) id: 8769d68b4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テディベア
| 作成日時：2019年7月27日 22時
