51話 ページ1
『私がマネージャーでいても…スンチョル先輩を好きでいても。それで許してくれるんですか…？』
気がついたら言葉が出てた。
本当は怖くて
逃げたくて仕方なかった。
でも…目立とうなんて思ってない、
私はスンチョル先輩が好きなんだ。
それにしてもジョンハン先輩が
助けに来てくれるなんて…。
私を庇ってくれた
ジョンハン先輩の心臓の音…
どうしてだろう、頭から離れない。
MG「A、授業終わったから来たけど…大丈夫？」
「あ…ミンギュくん。ベッドに少しいたら落ち着いてきたよ。」
MG「今日は部活免除！ほら、荷物持ってきたし帰ろうぜ。」
「ありがとう…でも、ミンギュくん家の方向逆だよね。」
MG「大丈夫。俺とボラムも家近いけど、今ボラムがいたら同じようにするはずだからさ。」
「本当にありがとう。」
MG「いいんだよ。…あのとき俺も一緒に行くべきだったんだ。」
「ううん、仕方ないよ。来てくれただけで…でも、なんでジョンハン先輩は来てくれたんだろう…。」
MG「中庭に行く前に、連絡したんだろ？イェウンヌナに呼ばれたって。」
「あ…うん。」
MG「その返信きた後に、イェウンヌナが教室にいることに気づいて、変だと思ったんだってさ。」
「そっか…。」
MG「イェウンヌナに聞いたら呼び出してないって言うから、急いで俺たちの教室に来たんだよ。それで中庭に行ったって伝えて…。」
「気づいて来てくれたんだ…。」
MG「ジョンハン先輩が気づいてなかったら、Aがずぶ濡れになってただろうな。」
「うん…たしかに怖かったけど…。」
MG「けど…？」
「ユナさん、本当にスンチョル先輩が好きなんだなって痛いほど分かった。」
MG「だろうな…それだけの行動力あるんだもんな。でも危害加えたら終わりだよ。」
「うん…分かってる。でも、私もスンチョル先輩が好きだし、なんか少し辛くなっちゃったな。」
MG「なんでAが辛くなるんだよ…。」
「分かんない…どうしてだろうね。笑」
そう話しながら
ミンギュくんは送ってくれて
家に着くと帰っていった。
スマホを見てみると
ボラムちゃんから連絡がきている。
どうやらミンギュくんが
今日のことを伝えたらしく
私を心配する連絡が届いていた。
ボラムちゃんも風邪で大変なのに。
こんなに心配してくれる人が
たくさん私にいるなんて…
幸せものなのかもしれないなぁ。
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紺碧(プロフ) - みんさん» みんさんコメントありがとうございます！嬉しさのあまり泣きそうなほどです…！ゆっくりではありますが頑張りますので完結までよろしくお願いします！ (2019年5月19日 22時) (
レス) id: f4c10c3c20 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - この作品大好きです。数ある作品の中で自分的にとても好きです。更新される度にワクワクしながら読んでます。作者様のペースで更新頑張ってください！応援してます！ (2019年5月19日 21時) (レス) id: a59965d549 (このIDを非表示/違反報告)
Couteau_1937 - SEVENTEENはすでに実在していますよね。オリジナルフラグを外してください。 (2019年5月19日 10時) (レス) id: c1b3ac2201 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紺碧 | 作成日時：2019年5月19日 7時
