恋男 〜恋した男子は変わる！？〜

転校生 ページ1

4月のある日


A『これで私も中学生だー！』

ーーーと、思ったのはもう去年の話ーーー


『1年ってたつのあっという間だなぁ』

ーーーこれで始業式を終わりますーーー


〜教室にて〜

A「もう中2かぁ〜」

涼太「そーだな。なんか1年あっという間だっ
たわー」
「あ、そーだA！今日、転校生くるっ
てしってるか！？」

A「え！まじで！？しらなかったー！」
「どんな子だろーね！女の子かなぁ？」


涼太「俺は男が来て欲しいな！」


ーーーガラガラガラーーー

A・涼太『おっきた！』

先生「今日は転校生が来たぞー。入ってくれ」

A・涼太『男！？女！？』


クラスの男子「おぉー！！！男子じゃんっ」

ーーー先生がチョークで
転校生の名前を書くーーー

ーーカッカッカーー
ーーガタンッーー

先生「えーと、皆聞いてくれ」
「自己紹介してくれるかな？」

転校生「春風翔太です。
よろしくお願いします」

先生「春風翔太君だ。皆仲良くしろよー」

クラス一同「「「「はーい」」」」

先生「じゃあとりあえず……Aの横の席に
座ってくれ」
「おいA。教えてやれー」

A「おーい春風君。ここだよー！」
ーーといって隣の空いてる席を指さすーー

ーーーコツコツコツーーー
ーー転校生がこっちに歩いてくるーー

ーーカタン、と静かにイスに座った転校生ーー

A『緊張してるのかな？』

A「あのさっ、なんて呼べばいいかな？」

翔太「え？なんでもいいよ？」

A『いきなり翔太君もおかしいし……』
A「じゃあ春風君でいい？」

翔太「いいよ。俺も、なんて呼べばいい？」

A「私もなんでもいいけど……」

翔太「じゃあAさんでいい？」

A「Aでいいよっ」

翔太「そう？じゃあAってよぶね」

A「うんっ！よろしくねっ春風君！」

翔太「よろしくっ」


先生「えーと。それじゃあ気をつけて帰るよう
にー」

クラス一同「「「「はーい！」」」」

日直「きりーつ。れーい、さよならー！」

クラス一同「「「「さよならー！」」」」

A「涼太〜帰ろー」

涼太「おう！」
ーーー私と涼太は家が隣で、だからこうして
一緒に登下校しているのだーーー



ーーそのやりとりを見ていた人が2人いたーー

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