花に泣く (ページ21)

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第６８把　なんだかもやもやページ21

伏黒「あの４人は何してんですか？」

真希「オマエらは近接弱っちいからなぁ。まずは私らから１本取れ」

真希ちゃん先輩は長い棒を回して、構える。
か、かっけえ…！

真希「話はそれからだ」

・・・・

釘崎「にぎゃあああああああ！！」

私達は、連続でぶん投げられている。
いや、これでも１０回に……１回は受け身は取れるようにはなった！と、思いたい！！

野薔薇ちゃんはパンダ先輩にぶん投げられ、狗巻先輩に受け止められている。
キャッチボール感覚になっているのは気のせいか。

不意に向こうにいる真希ちゃん先輩と恵を見る。なんか呪具の扱い方？的なものを教えられている
らしい。

――もや。

なんか、なんだろう、この気持ち。

パンダ「次行くぞー」

『って、はっ！？うわあああああああ！！』

ボーっとしていると、いつの間にかパンダ先輩に抱えられ、ぶん投げられていた。
そして、狗巻先輩に横向きに受け止められる。

いわゆるお姫様抱っこ、というやつだ。

いや、マジでどこからそんな腕力出てくるんですか。
狗巻先輩私よりも小柄ですよね？？

え、不思議。(考えるの諦めた)