文豪の征服欲を満たしたい【短編集 文スト】

寝たふりしていたら ページ4

太宰治の場合

『ただいま…って寝ている。A、好きだよ』

寝たふりをしているのに気づき、わざと耳元で名前を呼びます。好きだよもセットで。




中島敦の場合

『Aさんお風呂いいですよ…寝ちゃったんですね。ふふっ』

微笑みながら頭を撫でてくれます。そう、まるで母のように。




江戸川乱歩の場合

『A〜？寝てるんだ。可愛いなぁ…』

乱歩さんが可愛いなんて普段言ってくれないので心の中で叫んでいます。というか乱歩さんに寝たふりなんて通じないですかね。




谷崎潤一郎の場合

『疲れてたんだね…お疲れ様』

ただ一言「お疲れ様」がすごく嬉しい時ありません？しかも谷崎さんに言われるなんて…






芥川龍之介の場合

『……ん』

布団をかけてくれます。からのキスをしてきます。僕さんはおやすみとか言うイメージがない。




中原中也の場合

『A…って寝てんのか？最近忙しかったからな』

静かに部屋を去ります。何もしないで寝かせてくれるでしょう。寝たふりなんて言えないです。




フョードル･Dの場合

『おや、寝ていましたか……こんなにも愛おしいと思った女性は貴方が初めてですよA』

寝たふりなのでドストさんの独り言が聞こえてます。こんなこと言われたい…(作者は中の人が大好きなので・・・)

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