好きと言ってくれるから ページ49
次の日。
俺はいつもよりも早く起きて学校に向かった。
二宮と話をするためだ。
「夜遅くにごめんね、明日の朝話せない？」
昨日そうLINEをすると、
和「話したいです！何時に行けばいいですか？」
秒で返事が返ってきた。
朝7時。
約束した時間に１Bの教室に行くと、すでに二宮は待っていた。
「おはよう、早いね。」
和「おはようございます、だってすぐにでも話したかったんです。」
そう言って彼は俺の方に歩いた。
和「なんで昨日HR出なかったんですか？」
「ちょっと気まずくて…」
和「まぁ先生俺を見て顔赤くしてましたもんね笑」
「っ！」
昨日のことを思い出して恥ずかしくなる。
「あれはっあんな狭いとこですっごく近くて緊張しちゃっただけだって！！」
和「そうですか〜？好きになっちゃったとかじゃなくて？」
「違うよ！//二宮かっこいいんだから近くで微笑まれたら誰だってドキッとするだろ！」
和「…翔先生もめっちゃかっこいいですけどね…じゃあ拒まなかったのは？」
あんまり触れてほしくない話題になり体温が急に上がる。
「頭が混乱してたのっ なんかぼーっとしちゃって、正常な判断ができなかっただけ！！」
和「ふーん…」
二宮はあんまり納得していない様子だったが、
和「まぁまた先生と普通に話せたんでいいです。あとちょっと聞きたいことがあるんですけど…」
「なに？」
和「今って好きな人いますか？」
その言葉にミサキのことを思い出すが、好きという感情はもうない。
「…いないよ。」
和「良かったです、じゃあ思いっきりアタックできますね。」
そう言って笑う二宮。
その爽やかな笑顔に思わずドキッとする。
「そんな直球に言わないでよ…//」
和「ふふっ」
二宮の笑顔を見ていたらどうでもよくなった。
今はこのままでいいか。
彼が俺のことを好きと言ってくれてるんだから。
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ひまわり(プロフ) - 櫻華さん» 初めまして！櫻華さん、わざわざコメントありがとうございます！！そう言っていただけて本当に嬉しいです。頑張ります！ (2020年2月5日 0時) (
レス) id: bc8eab0033 (このIDを非表示/違反報告)
櫻華(プロフ) - 初めまして、櫻華といいます。先生しょさんに押せ押せの生徒にのちゃん。2人ともとても可愛くて応援してます！これからも更新楽しみにしています。 (2020年2月3日 21時) (レス) id: b5fa34e7ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまわり | 作成日時：2019年9月11日 23時
