story4 ページ4
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___『……はぁ、』
「ほんとごめんって〜！」
ニコニコとごめんごめんと謝ってくる優斗先輩、ぜんっぜん悪びれてる様子ないんですが！
那須くん怖いもん、さっそく退職届出したい。
「那須イイヤツだよ？」
『……はぁ、』
「今度飯でも奢るから！」
そんな話をしていると、後ろからばさり、と何かを落とした音が聞こえる。
振り返ってみると、女の子が優斗先輩と私をじとっと見ている。
『こんにちは？』
「……」
む、無視？！酷くない？！
「こら、ハル、！……ちゃん、ちゃんと挨拶しないと」
一瞬呼び捨てをした後、取ってつけたようにハルちゃん、と優斗先輩が呼んだその子は超絶不服そうに優斗先輩を睨みつけていて、
それが次第に私に向けられる。
……え、何？何かした？
「職場内恋愛です？生徒の前では辞めた方がいいんじゃないですか」
「違うって！ちょ！」
私を置いて、ブースに向かう二人を呆然と見送る。
……あぁ、もしかしてそういうこと？
優斗先輩もやるなぁ、あんなかわいい女子高生捕まえて。
「春瀬せーんせ、？」
背後から声をかけられて思わず、びくっとしてしまう。
私の名前を知っている生徒はたった一人、那須くんだけ。
スリッパから外靴に履き替えて、つま先をとんとんとしながら、すっと目を細める。
「また来週、よろしくお願いしますね？」
あぁ、ちょっと言っておきたいことあるんですけど、
那須くんにこっちに来いと言わんばかりに顎で靴箱の方を指される。
生意気だ！全然可愛くない！
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清良(プロフ) - お疲れさまでした！！塾シリーズほんと大好きで、伏線というか、みんなの関係性を統一するのって大変だと思うのですが、綺麗に書かれていてすごいな、かっこいいなと思いました！Twitterやってないので、ひっそりと応援してます！ (2019年6月23日 8時) (
レス) id: 7cb81e8898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年5月18日 22時
