お前達は、何様だ

1話 ページ2

A視点



・・・。


ちゅんちゅん


は？


俺、家にいたよな？


え？何？ここ何処だよ・・・はぁ・・・。


面倒事に巻き込まれたか？





貴『ちっ』





うっぜェ・・・。





？？？「ねぇ、ここで何してるの？」



誰だこいつ




貴『あ？』




？？？「ここは、僕たち家族の場所なんだ・・・。


出ていってくれないかな？」



知んねぇよ



貴『はっ！知んねぇよ。んな事・・・』



？？？「そっちがその気なら・・・」



貴『てめぇは、馬鹿なのか？』


後ろで、ビクビク目障りだ


？？？「は？」


貴『てめぇの家族が、自分の家族がお前を普通怯えるか？



ちげーだろ。お前は締め付けてんだよ。



お前の理想を押し付けてんだよ』



？？？「僕たち家族を否定するの？」



たりめぇだろ



貴『当たり前だろ。



そんなの家族でもなんでもねぇよ。



分かれ餓鬼』




？？？「へぇ、なら・・・」



貴『正論をぶつけられたからってこ、ろすとかは、なしだぜ。





お前は間違ってんだよ。


お前の家族を目をそらさずに見てみろよ！！』



？？？「っ！」



？？？2「累・・・」


コイツらもだ



貴『てめぇらもだ・・・。




なんで、怖いからって遠慮した・・・。



嫌なら嫌で逃げればいいだろ！！



被害者ぶってんじゃねぇよ！！！



自分の意思も通せねぇやつが、周りに意見を通して貰えると思うな！！！！』



スッキリした。



？？？2「っ！！」



俯くくらいなら、喋んな




貴『おい。お前、累って言ったか・・・』




累？「そうだけど・・・」



貴『俺とこい』




累「え？」




貴『お前の存在意義、家族とはなんなのか・・・。


お前は、寂しかっただけだ。


だから、異様に家族に執着する。



俺と来い。


お前を離したりはしない。


守ってやる』


そう言うと、累は泣き出した・・・。


累「ほ、本当に・・・、本当に離さない？


ずっと、そばに居てくれる？(泣)」



貴『ああ、俺は嘘つかねぇからな。


俺のそばにいろ。


累』



累「うん・・・うん！！」


これからよろしくな





--------ｷﾘﾄﾘ線--------

トリップする前なにしてたかは番外でかけたら書きます。

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