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「突き刺す？！わ、私には人を傷付けることはできないです…怖いです…」
思わぬ言葉に声を上げてしまうが、自分の身を守る為ならば当たり前なのだろうかと思ってしまった。
しかしそういった状況に慣れていない私からすれば人を刺すという行為自体が出来る訳でもない。
というより、私の時代だと即刻逮捕されてしまう。そして何より怖い。人を刺すという感覚はどういうものかを考えるだけでゾッとしてしまう。
下を向いて膝の上に手を置いてぎゅっと握り締めた。
雑渡『でもそうしないと君が傷付けられてしまうよ。私はそっちの方が嫌だけどね』
「…いざとなったら出来ますかね」
彼の言う通りだ。
この間の状況だと自分の身は自分で守らないといけない。あの時は出来なかったけど、今もしそういう状況になったら出来るのだろうか…不安だな。
雑渡『うーん…こればかりはその時にならないと分からないねぇ。ま、その時が来ないように君を守ってくれる人達の傍に居るのが賢明だろうね』
不安になってきた私の心を見透かしたように、彼は私の頭の上に手を置いて優しく撫でてくれる。
その温かく大きい手に少し安心してしまった。
高坂『組頭、もう一つお召し上がりになりますか？』
雑渡『そうだね、貰おうかな』
諸泉『音無さんもどうぞ』
諸泉さんに差し出されたお団子を受け取りながら、彼の顔をじっと見る。諸泉さんってちょっと幼い顔立ちだけど、たぶん私と変わらないくらいの年齢だよね。
そう思いながら問いかけてみた。
「あ、ありがとうございます…諸泉さんってお年はいくつなんですか？私と変わらないくらいですかね？」
諸泉『え？いや、私の方が年上かと…19になりますから』
「あ、じゃあ一つ上なんですね！」
なんだぁ！やっぱりそうだ！歳が近いことに嬉しさを感じているのも束の間、私の言葉を聞いて目を真ん丸くする彼。
諸泉『え？』
「え？」
諸泉『ひ、一つ？音無さんって18歳なんですか…？』
「…何歳だと思っていたんですか」
彼の驚愕とも取れる表情を見て察した。
この人私の事年下だと思ってた。しかもめちゃくちゃ年下だと思ってた。じゃないとこんな顔しないもん。確かに年下で間違いはないんだけどさぁ…。
後ろでは笑いを堪えている雑渡さんが居るし、他のタソガレドキ忍軍の方もそっぽを向いて肩を震わせているし…何なのもう！
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あい(プロフ) - またいつでもいいので風魔流忍術学園も出してほしいです (2022年4月3日 14時) (
レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - りっかさん» 最終回までお付き合いするつもりです！！ スタイルめっちゃ良いの羨ましい (2022年4月3日 10時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
りっか(プロフ) - あいさん» 背高すぎじゃないですか？笑 あとスタイルよすぎw くの一回もう少し増えて欲しいですよね(^q^)ありがとうございます！とりあえずありきたりな話で申し訳ないんですが、お付き合い頂けると嬉しいです( ˇωˇ ) (2022年4月3日 9時) (レス) id: 0377dfb93e (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 私もゆきちゃん達が乱太郎より年上だとは、、でもよく見たら背がね、、www くのいち大好きなんですよ 可愛いから 可愛いすぎて爆発する、、 今回も面白いです いつも楽しみにしてて明日学校とか頑張ろうって思います 続き待ってます (2022年4月1日 22時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
りっか(プロフ) - 兵庫さん» ありがとうございます(´∀｀*)幸せであって欲しいです本当に〜私が幸せにします(なんのこっちゃ)引き続き宜しくお願い致します(*´∀｀*) (2022年4月1日 20時) (レス) id: 0377dfb93e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りっか | 作成日時：2022年3月14日 21時
