6-38 ページ39
長次『…今度、みんなできり丸のアルバイトを手伝おうと話をしていたところだ』
「きり丸くんのアルバイト?こんな大勢でしなくちゃいけないくらい大変なの?」
きり丸『はい〜実は今度の休みにアルバイトを3つ掛け持ちしなくちゃいけなくなってしまって』
「3つも?!それは大変だね…良ければ私も手伝うよ。私にも出来そうなアルバイトがあればだけど」
きり丸『良いんですかぁ〜?A先輩が来てくれるとアルバイト先のお得意様も大喜びです!』
「いいよ〜任せて!それじゃ、約束ね」
きり丸とAは指切りを交わす。
一同は『二人とも良くやった…!』と言わんばかりに拳を腰の辺りでグッと握っている。
そして相変わらずの彼女の優しさにみんなが惚れ直したのは言うまでもない。
「えーと…あ、小平太。悪いんだけど滝夜叉丸のことお願い出来る?私、今から金楽寺の和尚様の所まで、学園長先生のお手紙を届けなくちゃいけないの」
指切りを交わした彼女はその場にいる彼らの顔を見て、その中から滝夜叉丸と同じ体育委員会委員長である小平太に彼のことをお願いをした。
彼女は箒を両手で挟むように持ち、首を軽く傾け申し訳なさそうに笑いながら小平太にお願いをする。
一同『(ほんっとうにいちいち可愛いな!!)』
小平太『良いぞ!私に任せておけ!』
「ありがとう!それじゃ、お願いね。みんなもまたね」
伊作『あ、Aさん!金楽寺には一人で行くの?』
手を振り去ろうとする彼女を伊作が呼び止めた。
すると彼女は首をふるふると横に振ってこう答える。
「喜八郎と二人で行ってくるよ」
一同『(あいつはまたA(さん)と二人きりになるのか…)』
一同の頭の中には喜八郎が『いぇーい』と言いながらピースをしている姿が浮かんでいたのであった。
ーーーーー
乱太郎『きり丸。中在家先輩あの場面で直ぐに話の切り返しが出来るなんて凄いね!』
きり丸『え?何が?』
しんベヱ『だから、アルバイトを3つ掛け持ちしてるって話!』
きり丸『あ?だってほんとのことだもん』
乱太郎・しんベヱ『え?』
きり丸『今度の休み、中在家先輩にも手伝ってもらうことになってるんだ。でもまだまだ人手が足りなくて困ってたんだよ〜ほんっとうに助かった!』
乱太郎・しんベヱ『(なるほど。だからきり丸も言葉がスラスラと出てきたのか)』
余談でした☆
ーーーーー
102人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「忍たま」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りっか(プロフ) - のんさんさん» いやーー!!www 嬉しいけど恥ずかしいw 文次郎もやっぱ直ぐ顔真っ赤にしそうw女の子慣れして無さそうだもんなぁ、鍛錬馬鹿だから(笑)好きって言われて私も嬉しい好き(違う) (2022年12月4日 21時) (レス) id: a1a5c64e20 (このIDを非表示/違反報告)
のんさん(プロフ) - 1からまた見てるんだけどヤバい文次郎の扱いめっちゃ面白すぎるww 43〜4とかww留三郎のくだりめっちゃ好きww (2022年12月4日 19時) (レス) @page45 id: fe8741111e (このIDを非表示/違反報告)
りっか(プロフ) - あいさん» 待っていただきありがとうございます(*´∇`*)ありきたりな平凡回ですけど夢主様を愛する気持ちは負けていないと思うのでどうぞ最後までお楽しみください♡ (2022年2月7日 15時) (レス) @page39 id: 0377dfb93e (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 今回もお話し待ってました!! 夢主愛され最高💕 続き待ってますね (2022年2月7日 10時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
りっか(プロフ) - あいさん» 最高の褒め言葉ありがとうございます(*´∇`*)私も毎日どうやったら忍たまの世界に行けるかどうか悩んでます(大真面目)まぁ、行ったところでこんなに愛される訳が無いんですけど夢くらい見たいですよね!!w 推しに会うだけでも良いですもんね!!これからも頑張ります! (2022年2月5日 18時) (レス) id: 0377dfb93e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りっか | 作成日時:2022年2月1日 20時