【忍たま】事務員兼何でもお助けピンチヒッター係って何だよ？！その11(夏編)

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伊作『そうなんだ。どれも小さい傷ではあるんだけど、こうも怪我をする頻度が多いと保健委員長としては見過ごせなくて…』

滝夜叉丸『Aさんの美しい指が怪我だらけとは…何としてでも原因を突き止めなければ！』

三木ヱ門『いちいち決めポーズを取るな。行動も言動も五月蝿い奴め』

留三郎『にしても、前にもこういうことあったような気がするんだが…』

苦笑いを浮かべながら留三郎が思い出すのは、彼女に恋人が出来て祝言を挙げるので忍術学園を辞めるかもしれないといったちょっとした騒動の事だった。

伊作『そういえばあったね。あの時は、Aさんに恋人が出来たかもしれないって騒ぎ立てた…』

伊作がそこまで言うとその場にいる全員がハッとする。前回は勘違いで済んだが、今回はもしかすると本当に恋人が出来たのでは…？
しかしまた勝手に行動して勘違いをして彼女を困らせてはなるまい。前回は笑ってくれたが今回は違うかもしれない。彼女に嫌われでもしたら…と考えると誰も口を開かず腕を組んでうーんと唸っている。

長次『…いずれにしても、寝不足気味なのは変わりない。そのうち倒れでもしたら心配だ。現に怪我ばかりをしているなら尚更。少し探りを入れる必要はあると思う』

長次の言う通りである。
忍術学園の太陽みたいな存在の彼女に元気が無いのは誰だって嫌だ。いつでもあの向日葵みたいな眩い笑顔を見ていたいものだろう。

小平太『長次の言う通りだ！Aに元気が無いのは嫌だからな』

勘右衛門『それに聞いたか？委員会活動の手伝いをお願いしようと吉野先生に頼みに行ったら最近は断られるらしいぞ』

八左ヱ門『え！そうなのか！？…だから最近来てくれなくなったのか』

留三郎『吉野先生はおそらく、Aの体調があまり良くないと思っていらっしゃるんだろう。Aにお願いすればあいつは絶対嫌だとは言わないと分かっているから、吉野先生でストップをかけているんだろうな』

仙蔵『それにこのまま寝不足が続くと文次郎みたいに目の下にクマが出来かねない。それは断固として阻止せねばならん』

文次郎『俺みたいとはなんだ、俺みたいとは』





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出茂鹿之介とか与四郎先輩の時の話とは別軸と考えてください。時系列とか何も考えてません。何ならこの話を先に書いたのでいろいろおかしいです。辻褄合ってなくね？ってなるかもですけど許してください！！ほんっとうにすみません！！！！！！！

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