【忍たま】事務員兼何でもお助けピンチヒッター係って何だよ？！

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滝夜叉丸・三木ヱ門
『(あの喜八郎が少し笑っているだと…？！)』

「えーと、それで、君と君の名前も私は知りたいな」

滝夜叉丸『あ、私は4年い組の平滝夜叉丸と申します。お察しの通り、成績も実力も学年トップの私の華麗n『私は4年ろ組の田村三木ヱ門と申します。私もAさんとはお近付きになりたいと思っていたのでここで会えて光栄でs『私も！貴女のように美しい方に巡り会えた事を神に感謝しています。私の美しさと貴女の美しさを掛け合わせればお互いの美しさが更に際立t『私がまだ話をしているのに被せてくるなよ、滝夜叉丸！』

滝夜叉丸『最初に被せてきたのはお前の方じゃないか！』

名前を教えてくれるように促しただけなのに、また始まってしまったコント(？)
喜八郎と同じ紫色の忍び装束に濃いめの茶色の髪で自分に自信たっぷりの平滝夜叉丸。
同じく4年生の滝夜叉丸よりは色素の薄い茶色い髪で赤い瞳が印象的な田村三木ヱ門。

「わ、分かったから！お願いこれ以上笑わせに…ふふっ…来ないで…く、ふっ…も、もしかしてわざと？」

滝夜叉丸・三木ヱ門
『『断じて違います！』』

…本当にわざとじゃないなら息ピッタリすぎでしょ。仲悪そうに見えて本当は仲良かったりして。なーんて言うとまた言い争いが始まりそうなのでそこは口を閉ざした。

「あらま、違ったか。あ、2人も喜八郎と同じように名前で呼んでもいい？滝夜叉丸に三木ヱ門。どうかな？」

滝夜叉丸『もちろんです。断る理由などここには存在しません！』

三木ヱ門『同感…したくはないけど同感です。お好きなように呼んでください』

「ありがとう〜。2人も私の事好きに呼んでね」

先程までの緊張が嘘のように解けた。それもあってか思わず頬が緩む。

滝夜叉丸『……………』

三木ヱ門『…っ、！』

喜八郎『おやまぁ。可愛らしいお顔だね〜』

「んぇ？！ど、どんな顔してる？！待って！見ないで！」

3人の表情が一気に変わった為、余程凄い顔をしているのだろう。慌てて自分の顔を手で覆う。可愛い顔だなんてきっと冗談だ。…私に気を遣ってくれてるんだろうな、優しいヤツめ。

滝夜叉丸なんか呆然としてるし、三木ヱ門はフイっと顔を逸らすし、喜八郎は…相変わらずの無表情で見てくる。何これどういう状況？

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