転生者な柱、救った命を愛したい ~私、お姉ちゃんになります~← 4

共通の知人 ページ19

あの後は何とか帰ったことだけ覚えている

本当にただのセクハラだわ…私最低だ…

相手は年下の男の子だし、しかも年頃で名家の跡継ぎでこれから由緒正しいお家からお嫁さんをもらうような子

立場としては同じ鬼殺隊の柱だけど、私の方が先輩だし

アウトですね…顔を合わせるのが気まずい…

なのに最後は手合わせの約束しちゃったし、お詫びも兼ねてちょっと良いお菓子買っていこう。いやさつまいもの方が良いかな

まぁまずは…


実「鱗滝さん。」

『うん。私は前、実弥くんは後ろを。』

木の葉が一枚、パラッと落ちたのを合図に私と実弥くんは鯉口を切る

二つの別の呼吸音が静かな森の中に木霊する

同時に木々の中から異形の鬼が出てくる

その目に刻まれているのは、下弦の弐という文字

『【清の呼吸】【弐ノ型】_______』

実「【風の呼吸】【参ノ型】_______」






『お疲れ様!実弥くんもまた強くなったね!』

実「…………………。」

『下弦の弐だったけど、意外と早く終わったね!それに実弥くんとは一緒に戦っててすごいやりやすかったよ!』

実「…………………。」

『…実弥くん?』

話しかけるも一向に返事がない。彼は私の半歩ほど前を歩いているため、取り敢えず肩を叩く

『実弥くん?』

実「///////////////」

『実弥くん!?え、何、熱!?っていうかいつものあれか!なんか久しぶりで懐かしいね…。』

そう、実弥くんは思春期なのである。私に限らず女性に対してはこうなってしまうのだ。最近は色々あって治ったのかなー?とも思っていたがそうでもなかったらしい。でもこの前カナエちゃんと普通に歩いてたじゃん

っていうか本当に懐かしいな。匡近が生きていた頃は、この反応が面白くて何度もちょっかいをかけては匡近に怒られてた


なんか、少し戻ったみたい。匡近が生きていた頃に

『……恋しいね。』

その一言に実弥くんは気付いたのか、少し悲しそうな色を目に浮かべていた

兄分の想い人 ~不死川実弥side~→←未遂

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す