僕と耳の聞こえない彼女12 ページ13
雫「俺には一方的ないじめに見えたけどね。だろ?山田もそう見えたよな?」
凪「さっ、三郎君!?」
三郎「まあ…」
奏「っ…」
真由「くそ…」
雫「って訳だからもういじめんなよー」
鴪華「雫?」
雫「俺達もう、先生に言われた荷物運びに行くから。言っておくけど、たまたま先生に頼まれた荷物運ぶ為にここに来たんだからな。」
三郎「そうしたらなんか泣き声が聞こえた気がしたから…」
雫「変な勘違いすんなよー」
そう言って二人は行ってしまった。
奏「ああ!もういいや。」
真由「良いの?」
奏「どっちみちあの二人には嫌われたし。面倒い…」
凪「そうだね〜なんか疲れた。」
三人は鴪華と美桜奈を思いっきり睨んだ。
そして三人は自分達の部屋に帰って行った。
鴪華はへたへた〜と床に座りこんだ。
美桜奈はすぐに心配した。
貴女【鴪華ちゃん!大丈夫?】
鴪華「うん…もう全然大丈夫〜!ありがとね美桜奈。」
貴女“私全然役に立たなかったよ…?”
鴪華「そんなことない!私の為に色々言ってくれたじゃん!鴪華ちゃんが好きだって。私も美桜奈のこと大ーーー好き!」
鴪華はギューとしてくれた。
その温かさを感じてると皆がこっちに来た。
鴪華「皆…」
「鴪華!ごめんなさい!」
鴪華「ん?」
「私達、あの三人に言われて逆らえなかった…私達別に鴪華のことうるさいなんて思ってないから!」
皆もうんうんと頷いた。
「鴪華のこと私達も大好きだよ!!!」
鴪華「あははは!皆、もう謝らなくて良いよ。私は何も怒ってない。気を取り直して、楽しい修学旅行再開しよっ!」
「よっし!再開ーーー!!!」
雫「行くか、山田。」
三郎「心配してたんだねー」
雫「一応、友達?だからな。山田も美桜奈のことすごい心配だったんだろ?」
三郎「はあああ!?」
雫「だって山田の好きな人は…」
三郎「ストップ!そこまで!」
雫「顔真っ赤だな〜」
―夜―
鴪華「あの三人とはもう関わらないようにする。」
貴女“そうしたほうが良いね。”
鴪華「今日は大きい事があって疲れちゃった〜」
貴女【確かに。】
鴪華「明日もあるし、もう寝よっか。」
貴女【おやすみ鴪華ちゃん。】
鴪華「おやすみ美桜奈。」
―2日目―
今、私達は地主神社に来ている。
鴪華「んじゃ、山田君の一番行きたかった神社にレッツゴー!」
三郎「ちょ!僕は別に行きたかった訳じゃ…!」
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ルルア(プロフ) - 蒼井とーるさん» 読んでいただきありがとうございます!とても嬉しいです!頑張ります! (2020年12月28日 8時) (レス) id: 014ef85129 (このIDを非表示/違反報告)
蒼井とーる - はじめまして!いつも楽しく読ませていただいています。頑張ってください!三郎が尊いです(σ≧▽≦)σ (2020年12月28日 2時) (レス) id: 34a45304c1 (このIDを非表示/違反報告)
ルルア(プロフ) - ふぉーくさん» 本当にありがとうございます!これからも頑張って更新します! (2020年12月2日 0時) (レス) id: 014ef85129 (このIDを非表示/違反報告)
ふぉーく(プロフ) - めちゃめちゃ面白いですっ!!忙しいとは思いますが更新楽しみに待たせていただきます! (2020年12月1日 23時) (レス) id: 5020282996 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルルア x他1人 | 作成日時:2020年11月5日 0時