7人兄弟の長女です！【すとぷり】2

愛 ページ6

私ところんが外にいる間に入社式が終わったらしく、なぁ以外の4人が私に駆け寄ってきた。
り「急に泣き出しちゃうからびっくりしたよ！」
ジ「ほんまに何したん！」
る「なんかあったんだったらすぐ僕たちに言ってくださいよ！」
「ごめん…」
さ「とりあえず、兄ちゃんが来たら聞くから」
「うん。でも、そんな大したことじゃないから…」
こ「いや、大したことだから！」
「はい…」

な「お待たせ！お姉ちゃん、どうしたの？俺が祝辞読む前に出てっちゃて」
「いや、なぁの祝辞楽しみにしてたんだけどさ、お母さんのこと思い出しちゃって…」
な「お母さんのこと？」
「そう」
私は、さっきころんに話した事と同じことをみんなに話した。
な「なるほど…それで泣いちゃったって訳か」
さ「泣きたいときは一気に泣けばいいのに」
こ「そうそう。さっきも言ったけど、1人で抱え込まないでってば」
り「なんでも言ってくれて良いから！」
ジ「抑えなくて良いから！」
る「僕たち兄弟なんだし。友達とかより共有できることいっぱいあるし！」
「うん！ありがとう！でもさ、お姉ちゃんの印象変わっちゃわない？」
な「別にそんなの良いじゃん！どんなお姉ちゃんでも、俺は好きだよ？」
さ「俺も」
こ「僕も！」
り「俺も〜！」
ジ「俺もやで？」
る「僕もです！」
「なんであんたたちはそんなに可愛いんだ！お姉ちゃんも、なぁと、さとみと、ころちゃんと、莉犬と、ジェルと、るぅちゃんがどんなんでも、好き…いや、大好きだよ！」
な「愛を伝えあったところで、よし、帰るか！」
「「「「「「おー！」」」」」」

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