7人兄弟の長女です！【すとぷり】2

渋滞 ページ4

さとみside
会社は、車で15分ぐらいで着く。去年の末に兄ちゃんが免許を取って、それとほぼ同時に車も買った。
なぜ上2人はそんなに金持ってんだ？会社の給料が良いのか？まぁいいや。
「ねぇ兄ちゃん。入社式ってどんな感じ？」
な「う〜ん…最初はちょっと堅いけど、最後の方は楽しいよ！」
「そうなんだ」
な「なんで？」
「いや…ただ」
こ「あ！緊張してるんでしょ！」
「は！？し、してねーし！」
こ「嘘つけ〜！」
内心、めっちゃしてる。こういうときにお姉ちゃんがいたら心強いんだけどな…
な「お姉ちゃん来れると良いね！」
「え？」
な「だって、お姉ちゃんが後ろにいるだけで力がみなぎってくるっていうか！」
こ「分かる…分かるよ…」
な「だよね！」
「うん」
な「あ〜！渋滞してる〜」
「本当だ」
こ「時間とか大丈夫？」
な「ん〜すぐ動くと良いんだけど…」
結局、20分近く動かなくて、会社に遅刻の連絡をした。そしたら、大半の人がこの道路で渋滞にはまったらしく、入社式の開始を1時間遅らせることになった。
こ「お！ジェルが話してる！」
な「え？見して見して！」
ジ「とても暖かく、桜が美しく咲く今日。みなさんが…」
「あいつ、ちゃんとした文書けるんだ…」
な「さとみくんwwwジェルくんのこと普段どう思ってるのww」
こ「www確かに」
「いやwwww別にww」
な「あ、前進んだ〜！」
「「おぉ〜！」」
その後、着いて数分後には入社式が始まった。

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