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剛典くんに言われてからしばらくしてから収録が始まって、
三代目、GENE、ランペ、の順番で収録が始まった。
剛典くんはいつもとは違う雰囲気で、
あぁ、やっぱ住んでる世界が違うんだって
亜嵐の時みたいに、また思い知らされた。
涼太「Aちゃん」
『ん?あ、涼太くん』
涼太「岩さんカッコイイでしょ」
『うん』
涼太「じゃあ亜嵐くんのことは?」
『え、いや、カッコイイと思うよ?…って
急にどうしたの?』
涼太「ちょっと気になっただけ
まだ亜嵐くんのこと好き?それとも、他の人?」
なんでみんなそんなこと聞いてくるんだろ。
『好きだよ、今も前もずっと…
でも、最近わからないんだよね。』
涼太「なんかあった?」
『このままでいいんだろうかって、
待ち続けてるだけでいいのかなって思って。
亜嵐だって私がいたら邪魔でしょ?だから、
次へ進もうかなって考え始めたとこ』
涼太「そっか…」
どこか悲しそうな涼太くん
そんな涼太くんを見てたら私までも悲しくなってきちゃうよ。
涼太「でもさ、もし、もしだよ?
次へ進む時はちゃんとその前に亜嵐くんと1回は話してほしい。」
きっと亜嵐くんも話したがってるよ?ってつけ足して、
ステージの方へと行っていった。
〜♪♪
GENEの曲が流れてきて
私はステージから目が離せなかった。
三代目のみんなは次の仕事があるからすぐに楽屋に帰っていった。
みんな楽しそうに踊っていて、私も自然に笑顔になった。
パチッ
そんな時亜嵐の目が合った。
私は昔みたいに戻れたらって今だけでもって思ったら
無意識に、前のように目が合った時笑顔を返した。
そんな亜嵐も笑顔になって、
『今だけ、戻れたのかな?…』
樹「Aさん?」
『ん、あ、なんでもない』
そばにいたいっちゃんは私が呟いたのが少し聞こえたっぽくて、
少し不思議がっていた。
GENEのパフォーマンスは終わっても、ランペの収録を見てから楽屋へ帰るらしかった。
亜嵐も先輩してるんだなって、少し微笑ましくなった。
壱馬くんは私と話している時とは全然違くて
すごく男らしかった。
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作者名:みお | 作成日時:2018年9月19日 23時