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Alan side









.








収録が終わって龍友くんとご飯に来た。








龍友「んで、Aちゃんと再会してみてどうやった?」







ストレートに聞いてくるなぁ。







『別に…久しぶりだなぁって』







龍友「はぁ…好きって感情は?」







『ある!』







龍友「再会してから1度は話した?」








『一言も話してない』








龍友「連絡先は?ほかの人から教えてもらったりとかは?」








『まだなんにも。』








龍友「いつもなら相当恋愛こなしてる亜嵐くんが…」







『俺、Aのこと待たせてんだよなぁ。』







龍友「ん?」







『あの卒業式の時に渡してもらった手紙に、
落ち着いたら迎えに行くから待ってて って
書いた。』







龍友「うわぁ、、、、それはきちぃな」






『迎えに行きたいんだけど、
どうしたらいいか分からないし、
岩さんといい感じだし、じゃなかったとしても
俺の事忘れたんじゃないかって思ってさ』








龍友「忘れるって、迎えに行くことを?」







『うん。
でも俺、岩さんに負けたくない』







龍友「岩さん以外にもライバルはおるで」







『え?』








龍友「ランペや、多分あん中におるやろ、好きなやつ」









『あぁ、確かに。
とりあえず話しかけてみるわ』








龍友「それが第一歩や!頑張ってや」









『うん、てかずっと連絡取り合ってたの?』









龍友「はっきり言うと、亜嵐くんと別れる少し前から相談のっとった」









『まじか』








龍友「相当悩んどったで。
亜嵐くんと別れてからも1つのツアーに絶対1回は来とったし…」








『は?え、なんで教えてくれなかったの』








龍友「いや、言うなって言われとったし。
でも幸せそうやったで。
自力でちゃんとチケット取って幸せそうな顔で亜嵐くんのこと見とった」








『A…』








龍友「これ僕が言ったん内緒な」









『うん』








龍友「早く二人とも復縁してほしいわ」








『精一杯努力します』








龍友「何ゆうとん(笑)」








『まじで今度勇気振り絞って声掛けてみる、
けど、断られたらどうしよ』








龍友「何弱気になっとんねん(笑)
頑張ってや」








『う、うん』








龍友「もうなんか会話が学生やわww」







『確かにw』








早くAと話したいなぁ。









もう一度あの時みたいに、話したい。









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作者名:みお | 作成日時:2018年9月19日 23時

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