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次の日からずっと頭の中は玲於くんのことばかり
余韻というやつだろうか。
そんな日々を繰り返していたある日
真希とショッピングに向かっている時
真希「ねぇ、この前さ。
あのコンビニで亜嵐くんに会った」
『え?』
真希「いや。その。ね?
あの道を通ってなんか知らないけどあのコンビニに寄らなきゃって思っちゃって、行ってみたら亜嵐くんがいたの。」
『なにそれ、え、神様のいたずらですか?』
真希「さすが、A
ロマンチストすぎ(笑)」
『それ褒めてる?貶してる?(笑)』
真希「どっちも〜」
『ええ〜酷い』
真希「あは(笑)
Aさ、なんでPG辞めたの?」
真希が言う通り、私は元々GENERATIONSメンバーが全員所属していたEXPGに通っていた。
『なんで、か。
特に理由はないんだけどね(笑)』
本当は、ある。
PGの時から玲於くんのことを見てきた。
もちろん、隼くんのことも知ってた。
オカザイルのサポートダンサーもしてた。
だから隼くんとはすごく仲がよかった。
でも、辞めてから連絡を取っていないから
隼くんが私のことを覚えているかどうかもわからない。
辞めた理由はただ一つ。
自分に自信がなかったから。
みんな目指してるものがあって
一生懸命頑張ってる。
その中で私はここにいていいのか、って考えるようになって。
親にお願いして辞めた。
もちろん、辞める時も玲於くんには言ってなくて。
何度か玲於くんと話したこともあるし、一緒に踊ったこともある。
もちろん覚えてないだろうけど。
真希「ほんと?(笑)まぁいいけど…」
『そういやさここら辺って事務所の近くじゃない?』
真希「うん。
なんか来ちゃったね(笑)」
『いや、なんかって(笑)』
真希「ここら辺PGの近くだよね?」
『うん。懐かしい』
なんて話をしていると、
トントン
と、肩を叩かれて後ろをむくと
隼「ほら、やっぱAちゃんだっ!」
『は、隼くん…』
隼「久しぶり!
いやぁ、やっと会えたよ〜ずっと探してたんだからね」
『え?』
隼「急に辞めちゃったじゃん?
だから、どこへ行っちゃったかもわからなかったし」
『ごめんね?』
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Cherry(プロフ) - ゆいさん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです!!どんなオチになるかはまだ考え中なので待っていてくだされば嬉しいです! (2018年8月21日 19時) (レス) id: c5b05d74b9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - とても良いお話で毎日楽しみにしています!落ち亜嵐くんだったらとても嬉しいです!! (2018年8月21日 13時) (レス) id: d302355916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みお | 作成日時:2018年8月8日 17時