壁を超えて【佐野玲於】

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『今度ね、カラオケとか一緒に行った時ね！(笑)』








直人「なんか噂によると玲於と付き合ってたんでしょ？」








『ええ？(笑)
付き合ってたなんて嘘ですよ、
普通に仲良かっただけですよ(笑)』







直己「でもほんと見ててカップルか！って感じだったけどね！」








『ちょ、直己さんまで』









隆二「好きだった、とか？」









隆二さん、痛いとこつくなぁ。









『前、ね？(笑)』









「「ひゅーーー」」









EL「恋する乙女だね〜」









『いやいや(笑)
幼いときですからね？』








臣「今は？」









『嫌いです。』(即)









岩田「即答(笑)」









『そ、それより！
振り付けの話ですけど…』







直人「それね！
HIROさんに話通して結構段取り着いてからまた連絡するから！多分次は…バラードじゃないやつかな？」







『ならしやすいかも！
私アップテンポ得意だからいいかも(笑)
楽しみにしとく！』









健「久しぶりやわ、そんなキラキラしとるA」









『いつもキラキラしてますけど？』









臣「健ちゃんにはめっちゃ塩だね(笑)」









『小さい時からの癖で(笑)』









直人「PGってことはさ、GENEと全員知り合いなんじゃない？」









『一応全員とは関わりあるけど…
昔すぎるから覚えてないと思うよ？私のこと。』









健「実際、玲於も隼に言われるまでわからんだらしいし(笑)
隼は後ろ姿でわかったってゆっとったわ(笑)」









『友達と道歩いてたら肩トントンってされて振り返ったら隼くんだったw』








EL「後ろ姿はやばいね(笑)」









『でしょ？
…もう日にち変わっちゃったし、お開きにする？
泊まってってもいいけど』








「「泊まってく！」」








直己「俺、明日撮影だから帰るね。」







『直己さん、またお話しましょ！』









直己「おう！んじゃ、帰るね。
バイバイ」









『バイバイ』









結局直己さん以外は私の家に…(笑)








床で熟睡してるし、大丈夫なのかな(笑)









とりあえず薄い毛布だけかけて自分のベッドへダイブ。









『明日もいいに日になりますように。』









スマホを片手に私は眠ってしまった。

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