壁を超えて【佐野玲於】

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SPEEDSTERというアルバムが発売し









ツアーも決まったらしく隼くんとは








会える日が少なくなった。







玲於くんともあのカフェの日以来会っていない。









健ちゃんも新曲のPVやら次の企画のため会う回数が減った。









でも連絡はこまめにとってるし、偶然ばったりと玄関の前で会う時もある。









ある日カフェの仕事が終わって家に向かって歩いているとガヤガヤと賑やかな声がする。









エレベーターに乗って自分の部屋のある階に着く。









自分の部屋の近くに数人いる。








『この声、聞いたことある。
まさか…』









数人のひとりが私に気づいてこっちを見た。









『わぁ、本物。』









臣「あ、Aちゃん！」









「「え？」」









『こ、こんばんは。
健ちゃんのお隣の部屋に住ませてもらってます。
佐野Aと申します。』









直己「佐野って、もしかしてPG生でしたか？」









『あ、はい。
直己さん、お久しぶりです。』*_ _)









直己「おお！久しぶり！
元気で何よりだよ」









岩田「えっと…どうゆうご関係で？」








『あ、もともとPG生だった私にダンスを教えてくださったり、仲良くさせていただいていた仲です。』









直人「そうだったのか〜
いや〜すんごい綺麗な人がなんで直己が知っているのかと(笑)」









直己「直人さん？」( ˙-˙ )









「「(笑)」」









臣「そんな堅苦しくなくていいよ(笑)
タメ口で大丈夫だし」








『え、いいんでしょうか。』









EL「全然いいよ〜」









『お言葉に甘えて…
そういや、何故ここに？』









隆二「あ〜
健ちゃんの家に遊びに来たんだけど、まだ帰ってきてないらしくって」









『もう帰るの？』









岩田「そうしようかな〜って考えてたとこ」









『あの、もし良かったら健ちゃんが帰ってくるまで私の部屋にいますか？』









「「いいの！？」」









『全然！
皆さんがよければ』









「「おっじゃまっしまーす！！！！」」









と景気よく私の部屋に入ってきたけど、、









部屋、綺麗にしてない。。









臣「めっちゃ綺麗じゃん」









直人「女の子の部屋とか何年ぶりだろう」









EL「直人さんの変態発言でたぁぁ(笑)」









「「(笑)」」

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