17 ページ18
ー過去編ー
Reo side
隼「それと _ 」
玲於「それと?」
隼「Aちゃんは、玲於のことがっ…」
隼「玲於が好きだったんだよ!!」
玲於「はっ?」
隼「だから今日伝えようとしてたんだよ。
なのになんであんな言い方したの!」
玲於「そんなの知らねえし」
隼「玲於は、玲於はAちゃんのこと
好きじゃないの?」
玲於「好きとかそんなのねえよ」
そもそも好きって何?
Aなんて友達でしょ?
そ、友達。
隼「じゃあなに、Aちゃんに付き合ってほしいって言われたら断ってた?
ダンスしてる時もずっと2人で笑顔で笑ってたりとか玲於がずっとAちゃんのこと大切にしてたことくらい俺が1番2人のこと近くで見てきたからわかる。」
隼はロマンチストすぎないか?
玲於「断る理由なんてないけど、
友達だし、てか言うこと臭い」
隼「っ、じゃあ好きじゃなかったってこと?」
玲於「…」
隼「俺がAちゃんと付き合ったらどうしてた?」
玲於「ムカついてた
なんで俺じゃないの?って」
隼「それはAちゃんが好きってことでしょ?」
玲於「なんでそうなんの?」
隼「はぁ…
もう手遅れだね。多分今頃空港だよ?
玲於と俺と最後にレッスンしたくて無理言って
今日こさせてもらったんだって。だから、レッスンが終わったら直で空港だよ。きっと。
今頃飛行機に乗ってんじゃない?
いいの?」
俺はこの時なにも考えれなかった。
もし、もうAの笑顔が見れなかったら。
もし、Aと踊れなくなったら。
他にもいろいろとこみ上げてきて
玲於「俺っ…Aが。
好きだったんだ。っ」
涙しか出なかった。
後悔しかなかった。
どこへ行ったかもわからないし電話番号すらない。
向こうへ行ってもダンスを続けてるかもわからない。
次いつ会えるかもわからない。
だから、俺はもっとダンスを頑張って有名になって
Aに見てもらえるように、
もう一度「玲於くん!」って呼んでもらえるように
ただがむしゃらに頑張ろうと思った。
隼ももう一度会えるよう一緒に頑張ろうと約束した。
515人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Cherry(プロフ) - ゆいさん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです!!どんなオチになるかはまだ考え中なので待っていてくだされば嬉しいです! (2018年8月21日 19時) (レス) id: c5b05d74b9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - とても良いお話で毎日楽しみにしています!落ち亜嵐くんだったらとても嬉しいです!! (2018年8月21日 13時) (レス) id: d302355916 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みお | 作成日時:2018年8月8日 17時