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ー過去編ー








私がまだPGに通っていて玲於くんと仲が良かった頃。







そして、またお父さんの転勤が決まって校舎を移ることになって東京校でのレッスンを受けるのが、玲於くんと隼くんとレッスン受けるのが最後の日。






レッスンが終わって別れを告げようと声をかけた時。







そして、大好きだよ、ありがとう、と伝えようとした。









『玲於くん!!』





玲於「なに」





『も〜またそうやって冷たく接してくる!』







隼「Aちゃんをいじめないで!」







玲於「うるせえ」







『玲於くんさぁ、好きな人いないの?』








玲於「は?何急に」








『いや、だって。
玲於くんでもいるのかなぁって』








隼「俺も気になる」







玲於「俺でもってことは
Aはいるの?」







『う、うん。
いるよ。片思いだけど…』








隼「ほんと、Aちゃんの片思いって
もう鉄壁の壁で作られてるからね」









『でしょ?
絶対超えれない壁だよ(笑)』








玲於「なに?小学生なのに恋してんの?」







『なに?おかしい?』







玲於「おかしいでしょ(笑)
もうちょっと大人になってからにしたら良くない?今恋愛とかちゃんとした恋愛じゃないでしょ」









隼「ちょ、何言ってるの?玲於」








玲於「恋愛なんかしてる暇あるんだったら
ダンスもっと上手くなったら?
てか、Aって何目指してダンスしてんの?ん?」







『…っ』







私は涙が止まらなくなった。







声を出すこともなく静かに涙を流した。







『そう、だよね。
なんかごめんね。ははっ。…
玲於くんってそうゆうこと言う人だったの忘れてた。』







玲於「は?」







『私、もう帰るね。』






隼「ちょっ、Aちゃん!って行っちゃったし。
なんで玲於あんなこと言ったの?!」







玲於「いや、だっておかしくない?(笑)
また俺ら小学生だよ?何本気で恋しんの?」







隼「…よ。」








玲於「は?」







隼「今日でAちゃん、
この校舎辞めるんだよ!!!!」








玲於「は?何言ってんの?(笑)」








隼「また、親の転勤が決まって
ここの校舎を離れることになって。」







玲於「なんでそれを俺に言わなかったの?」







隼「言いたくなかったんだって。
俺は言おうって言ったけど、泣いて終わりたくなかったんだって。」






玲於「意味わかんねえ」






隼「それと _ 」

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Cherry(プロフ) - ゆいさん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです!!どんなオチになるかはまだ考え中なので待っていてくだされば嬉しいです! (2018年8月21日 19時) (レス) id: c5b05d74b9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - とても良いお話で毎日楽しみにしています!落ち亜嵐くんだったらとても嬉しいです!! (2018年8月21日 13時) (レス) id: d302355916 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みお | 作成日時:2018年8月8日 17時

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