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122.初めて知る事実 ページ3
プールの水の中。
周りに人なんて数え切れないくらい居るのに。
そこには２人しか居ないかのような空間。
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「…、な、何言ってんの…？」
翔「だから、大野なんてやめて俺にしろよって言ってんだけど」
平然とありえないことを言う翔くんに驚きを通り越して信じられなくて呆然とする。
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「…や、はは(笑)」
翔「人の告白笑うなよ」
「……、っはぇ？！？こ、こ、」
翔「あ？何？鶏のモノマネ？」
「ち、違うっ…！こ、こくは…くって言った…？」
翔「言った。てかそんな驚く事か？」
「そりゃ驚くでしょ…、」
翔「俺結構そうゆう雰囲気出して来たつもりだったんだけど。全然伝わってなかった感じか…」
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いや、…だって…。
翔くんがだよ…？あの翔くんが私の事…、
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「ほんと、なの…？」
翔「うん。ほんと。何、まだ信じらんない？」
「…だ、って…、」
翔「あそ。んじゃハッキリ言うけど、俺今も昔もAの事好きだから」
「、……昔も…って、」
翔「引っ越す前からもうお前の事好きだった」
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うそ…っ…。
じゃあ私達…
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両想いだったって事……？
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作者名：な り き | 作成日時：2017年10月16日 14時
