わたしだけレベルアップな件について【H×H】

２０ ページ21

　



　


　
「 おっ、この部屋結構空いてるぞ。 」

　

「 この部屋にしようか。 」

　

「 それにしても、トンパってば嘘つきだね〜 」

　

「 なにがだ？ 」

　

「 だって、ここが試験会場になるなら一時待機とかさせるじゃん？自由に時間を使えって言ってるのに、わざわざ審査員が勝手に試験始めるなんていじわるなことする？ 」

　

「 確かにそうだ。Aは色々考えられてえらいな 」

　

「 でしょ〜？？？えへへ、っていうか！私シャワー浴びたいからダメ元で聞きに行くんだけど〜一緒に行く？ 」

　

「 いや、私は結構だ。疲れているしまた汚れると思うから。 」

　

「 そっか！レオリオは…

　

お疲れみたいだね。おやすみ〜レオリオ。 」

　


　


そう言いながら私はレオリオにブランケットをかける。

　


　


「 じゃあ、また明日ね。クラピカもおやすみ？ 」

　

「 ああ、おやすみ。あまり無理しないようにな。 」

　

　


　



それを言い終わるとクラピカは膝にブランケットをかけて目を瞑った。

　

しばらく廊下を歩いて(結構歩いた)、試験官達の集まる部屋にたどり着いた。


　



　
「 すみませ〜ん… ちょっといいですか？ 」

　

「 どうも、Aさんどうかしましたか？ 」

　

「 名前覚えてくれてたんですね！！あの、シャワーとかって借りれないですかね…？ 」


　
「 ごめんなさいね。シャワーは、試験官のみしか使えないのよ。 」

　

「 そうですよね…すみません！変なこと言って。 」
　


「 いや、いいのよ。でも、女用なら私だけが使うから綺麗に使うなら貴方に貸すわよ。 」

　

「 えっ、いいんですか！？ 」

　

「 まあ、料理も悪くなかったし。特別にね 」

　

「 ありがとうございます！！メンチ様万歳！！ 」

　

「 大袈裟ね。それと、あなたの名前教えてよ。 」

　

「 私の名前ですか？！私、Aっていいます！！ 」
　
　

「 よろしくね、A、絶対落ちないでね。私結構あなたのこと気に入ってるのよ。 」

　

「 はい！！がんばります！！ 」

　

「 シャワー室は二階の1番左にあるわよ。 」

　

「 ありがとうございます！！この御恩は忘れません！！私Aハンターになってませます！ 」

　

「 うん！楽しみにしてるわ！それじゃあね。 」
　



　


　


メンチ様やさしいかわいいはっぴー！
　




　

　

　

２１→←１９

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す