【ジョジョ】筋肉質な彼等といろいろしちゃお【短編集】

空条承太郎 ページ12

承太郎side

隣を歩いているAとは付き合い始めて1年が経とうとするが、なにも発展しない


Aの消極的な性格は大人しくいいが
感情を表に出しにくい。
いつも探りを入れるので精一杯だ

周りから見たら俺もそうかもしれねぇが


承「A」


Aはこっちを向くだけで返事はしない。


承「今日、隣のクラスの連中と何してたんだ」


貴「告白されてた」



冷たい透き通った声はいつも思いがけない事を言う


承「そ、それは良かったな」


貴「嫌いな奴から好意を寄せられるって不快」



俺は帽子を少し深めに被って顔を隠しながら言った


承「何かしたい事はあるか？なるべく俺とじゃ無いと出来ないことがいい。」


貴「じゃあ肩車、小さい頃親にしてもらった記憶無いから」

承「それは落としたらまずいからダメだ」

貴「じゃあ、毎朝起こしに来て」


承「それは親父さんにでも頼みな」


貴「じゃあ承太郎からキスして」


また、思いがけぬ言葉に戸惑った

貴「ここなら一目にも着かないし」


承「あ、あぁ…じゃあ少し背伸びしてくれ」


背伸びをしても俺の胸元ぐらいにしかこねぇがまぁいい…


手でAの目を隠して
顔を近ずけたが、戸惑った

こう言うので傷付く女が居るんじゃあないか…？


だが俺はAを信じるぞ
こいつはまだ俺から離れては行かない。








たった一瞬だったが確かにAの唇の感覚がつたわってきた


貴「大満足。ありがとう」

Aはすぐに背中を向けたが

一瞬、笑ってるように見えた





end

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