憧れの利吉さん ページ35
ウッコ｢あんなにイケメンでスマートな利吉さんを見たことが無いなんて！｣
エエコ｢一大事です！！｣
この圧……凄まじいものだ…
確かにまだ一度も拝見したことが無かった。くノ一のみんなはイケメンだとかかっこいいだとか、イケてるとか。文句無しに利吉さんはかっこいいお人だと思っている。男の憧れでもある。
でもかっこいい人なら私の周りにいつも……
って……そんなこと考えてるからさっきみたいに問い詰められるんだよね。
ユキ｢絶対一度は会った方が身の為ですっ！！｣
『み、身の為？(ちょっと意味が)』
トモミ｢あーー早く利吉さんいらっしゃらないかしら〜｣
シゲ｢ね〜〜｣
『(私もお会いしてみたいな…)』
・
留｢しかし楽しみだな｣
小｢ああ！｣
伊｢利吉さん直々に手合わせの実践授業なんてね！｣
文｢ああ。こんな貴重な授業、いい経験になるな｣
仙｢最近お会いできていなかったし私も楽しみだ。な、長次｣
長｢もそ。良い機会だ｣
どうやら利吉が訪れる目的は、六年生の実践授業の為らしい。講師として、彼らと手合わせをするのだ。
小｢そういやAは何処だ？｣
仙｢あぁ、急に先生から知らされたことだから早く伝えてやらんとな｣
留｢二時限目が終わってさっさと姿消しちまったんだ。何処行ったんだろうな｣
六人は校庭に出てきていて、彼らも利吉を出迎えるといったところだろう。
伊｢あ。あそこ｣
仙｢くノ一も一緒だな｣
小｢何してんだ？｣
長｢さぁ…｣
大量の桃色集団を前に、少し行きづらさを感じるも足を動かしたその時だった。
くノ｢きゃーーーっ！！！！！利吉さんよーっ！！｣
くのたまの黄色い悲鳴に目を懲らす。
私の目にも輝く人物が映った。
山田利吉さんが小松田さんの入門表に名前を書いていたのだ。
仙｢流石利吉さん。凄い人気だ｣
文｢まあでもAはそうはいかな｣
『利吉さん……！！！』
六年｢なぁっ…っ！？！？｣
留｢おいーっ！！｣
伊｢そんなぁAまで…｣
くノたまに紛れ、Aも利吉の元へ走っていく。
しかし本人を近くにすると、今の勢いはさっぱり消え失せ控えめに縮込まってしまった。
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雅 - ふたばさんが描いたイラスト、華やかさがあって可愛いらしいなぁーっと思って😅(笑) (2022年8月6日 23時) (
レス) @page22 id: 977bcdf555 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 作成していた映画での小説、お疲れ様です🤗🫧✨ (2022年8月6日 22時) (レス) @page22 id: 977bcdf555 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピーナッツ | 作成日時：2022年7月22日 7時
