上書き保存 ページ4
利｢"緩めません"ね｣
『ふぁ…』
恥ずかしすぎて今利吉さんに触れられている頭が爆発しそう。
楽しそうに口を開けて笑い、ポンポンと何度も私の頭で手を跳ねさせる。
利｢じゃあ私はここで｣
『あ...ありがとうございました…！』
声量を間違えてしまったが利吉さんは爽やかに笑ってくれて手を上げた。
利｢じゃあ父上、皆さん、私はここでお暇させていただきます｣
山田｢ああ、ご苦労｣
乱｢利吉さ〜ん！また忍術学園で会いましょ〜！｣
利｢ああ！乱太郎たちも元気で！｣
みんなが手を振る中、一足先に手を提げた私はくノ一たちと群れていた。彼女たちの嫉妬に少し押されて。
ユキ｢Aさんばっかりずるぅい！｣
トモミ｢私も頭ポンポンされたかった〜！｣
シゲ｢私も〜！｣
『利吉さん、かっこよかったなぁぁ…！！』
くノ一｢いいなぁぁぁ〜〜｣
態と嫌に言葉を伸ばすと、ずるいずるいとつついてくるくノ一たち。私は誤魔化すように笑っていた。
山本｢はいはい、皆さんもう暗くなりますからね！みんなは奥の御堂で寝なさい！｣
くノ｢は〜い｣
私がおやすみと言えば、｢おやすみなさ〜い！｣と可愛い声が帰ってきた。
『利吉さんに撫でられちゃった…！どうしよ〜！…う？』
『うぁっ！？ちょ、なになに！あ、ばか、頭巾返してっボサボサっちょっっわっなにっ』
私が自慢気にみんなの前でデレていると、約六本の腕が伸びてきて、私の頭をぐしゃぐしゃに撫で潰す。
まるで利吉さんの上書きをするかのように...
『ちょっともーーー…ぐしゃぐしゃだよぉ...』
仙｢お前がそんな顔するから悪い｣
文｢そうだぞ｣
『なんで私が悪いみたいに』
伊｢こんなこと言いたくないけどAが悪い！｣
『え！？』
小｢そうそう！｣
留｢良くない！｣
長｢もそ｣
『長次まで！何がぁ〜〜…！』
君たちも撫でるならちゃんとしてほしい。これでは只頭を闇雲にぐしゃぐしゃにしただけだ。
土井｢もう他の連中は中に入ったぞ？お前たちも馬鹿やっていないで、早く寝なさい｣
土井先生に押され、私たちも中に足を入れた。
中は真っ暗で、本当に只寝るだけの為に立ち寄った感じだ。
『床寝か......あいたっ』
文｢おいおい、大丈夫か？｣
『大丈夫、つい布団で寝る癖で』
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雅 - ふたばさんが描いたイラスト、華やかさがあって可愛いらしいなぁーっと思って😅(笑) (2022年8月6日 23時) (
レス) @page22 id: 977bcdf555 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 作成していた映画での小説、お疲れ様です🤗🫧✨ (2022年8月6日 22時) (レス) @page22 id: 977bcdf555 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピーナッツ | 作成日時：2022年7月22日 7時
