強い味方 ページ3
平太｢待って〜ぇ｣
『平太、置いてかれちゃった？』
あまりの速さに着いていけず、平太が置いてかれていた。
平太｢はい…置いてかれちゃいました...｣
『じゃあ一緒に帰ろっか』
平太｢Aさん…！｣
＿
彼誰時。
小さな廃屋の前に止まった。
忍術学園の道のりはまだある為、此処で夜を明かすのだ。
私たちが到着する頃、留三郎たちや火薬委員会が先に着いていた。
『こ、此処で夜を......』
文｢どうかしたのか？｣
『いや、あはは、…ちょっと不気味...』
中は中々広いみたいだけれど、こう山奥の建物というと、やはり様々な理由からの不安がある。
小｢何も心配無い！私たちが居る！｣
小平太が肩を掴み、温かさを感じた。
喜三太｢みんな〜！｣
前方から喜三太やくノ一たち、学園長先生も…！？
救出チームも揃って……利吉さん！？
人違いではないだろうか…？あの高身長の青年は、きっとそうだろう。知らない内にこの案件に手を貸してくださっていたようだ。
喜三太の手には派手な赤と金の布が垂れていた。
きり｢喜三太！無事で良かった！｣
庄｢喜三太、それは？｣
庄左ヱ門が私が気になっていたものについて尋ねる。
喜三太は嬉しそうにそれを見つめた。
喜三太｢これはね、オーマガトキ城主の褌なんだ！｣
一年は組の子たちと一緒になって驚いた。だってそれは六年生がやる筈だった宿題だったから。
まさかそれを完遂するなんて、誰が想像しただろうか。
金｢凄い！凄い！喜三太、宿題を合格したんだね！！｣
喜三太｢うん！みんなのお蔭で僕も宿題を合格できたよ〜！｣
喜三太が無事だった喜びとを、居合わせる全員で分かち合った。
『凄い！！六年生用の宿題なのにね！！』
文｢やるな、喜三太｣
留｢よくやった｣
歓喜を上げる可愛い後輩たちに、六年生は微笑みをこっそり見せていた。
利｢やぁ、Aくん｣
『りっ…！？り、り、利吉、さんっ…！？』
此方に歩いてくるなと思っていたが、まさか私に向かっていたとは思わず変な声を出してしまった。
利｢君もお疲れ様。やっぱり大変だったかい？｣
『は、はい...！でも、支え合って成し遂げられたので勉強にもなりましたし、な、なんていうか…楽しかったです…！』
ﾅﾃﾞ…
利｢それは良かった。まだ忍術学園まで距離があるからしっかり休んで気を緩めちゃいけないよ？｣
『は、はぃ…！気はゆるまめ...ま、め、めま...ゆる...』
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雅 - ふたばさんが描いたイラスト、華やかさがあって可愛いらしいなぁーっと思って😅(笑) (2022年8月6日 23時) (
レス) @page22 id: 977bcdf555 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 作成していた映画での小説、お疲れ様です🤗🫧✨ (2022年8月6日 22時) (レス) @page22 id: 977bcdf555 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピーナッツ | 作成日時：2022年7月22日 7時
